春吉省吾の「独り言」

「文字を読まなくなった」この時代、わざわざ「超」長編に拘らなくてもいいと友は言う。しかし複雑な登場人物が紡ぐ「長編小説」を楽しむ心の余裕と、真の教養が今の日本人には必要です。

佐藤祥一

「風浪の果てに」~最後の校閲と事実認識~ 

「風浪の果てに」を脱稿してから、2月の13日まで、およそ2ヶ月ほど、最後の校閲と校正に朝から晩まで充てました。神経のすり減る作業でした。 13日が、直しのリミットで、遅れると予定通りに仕上がりませんという印刷屋さんの「叫び」もあり、待ったなしでした。 今回も、手許に仕上がって来た本を前に、暫くは開きたくないという不思議な気持になるはずです。 上梓を前にいろんな疑問にお答えしておきたいと思います。( […]

「風浪の果てに」あとがきから

【 あとがき 】 平成28年の12月26日の早朝、長編「風浪の果てに」を脱稿いたしました。不覚にも鼻水と涙が止まらずに「自分で書いたものに自分で泣いてどうする」と思ったものです。 私のこれまでの作品は日本の作家の誰とも違って、全て超長編書き下ろしですから、脱稿して形にならないと、それまでの努力は一切酬われずに埋もれてしまいます。それ故に、脱稿した瞬間には「今ここで死んでもいい」というような大きな感 […]

「人を殺す」ということ ~「風浪の果てに」の執筆の裏話~

「風浪の果てに」という長編時代小説を書き始めて、大分たちます。当初に全体のプロットを作って書くのですが、細部に亘っては、書きながら変わってくるというのが、このところの執筆スタイルです。ガチッと枠を固めてしまうと、文章にゆとりがなくなってしまう気がするからです。 その時々の「ゆらぎ」のようなものをゆっくりと掬い上げ文字にしたいと思っています。 長編ともなると多くの人物が登場し、死んでいくことになりま […]

「春のみなも」と「経営の嘘」の内輪話

「物書き」春吉省吾には拘りがあります。つい最近までデザイナー・イベント設計などを生業としていたことから、本文の物語性というだけでなく、表紙や装丁、キャッチコピーや、目次前に記載した和歌や古文書などの引用は、物語に、より深みを与えたいという明確な意図をもって自分自身で作り上げます。 ご存じのように「春のみなも」の上下には、古今和歌集から1首、金槐和歌集から3首、上下巻に2首ずつ掲載しています。この4 […]

「夏の熾火」から「秋の遠音」

あけましておめでとうございます。 平成28年新年、皆様の今年一年が幸多かれとお祈り申し上げます。 11月の11日に最後のブログをアップして以降、今日まですべての予定を無事終了し、風邪も引かずに過ごすことが出来ました。いゃあ、ブログも書けないほどに忙しい毎日でした。 「夏の熾火」の上梓をはじめ、講演会や、取材、そして多くの忘年会。体調維持が出来たのも、弓道や居合の日頃の稽古によるものだと思っています […]

「夏の熾火」の新聞記事とお寄せ頂いた励ましのお便り

11月1日から、正式に「夏の熾火」が発売される予定ですが、流通の滞りで未だ上手く市場に出回らないかもしれません。その際は、弊社ノーク販売の「ネットショップ」からお求めください。http://nork-hanbai.net/ 弱小出版社ゆえなかなか思うに任せませんが、よろしくお願い致します。 添付したPDFは「夏の熾火」の新聞記事と、寄せられた激励のお名前の一部を記載いたしました。 一枚は、地元紀州 […]

「夏の熾火」の裏話3 2015.10.29

11月から「夏の熾火」一般販売です。 アマゾン、セブンネット、ヤフー、楽天、紀伊國屋ウェブストア、丸善&ジュンク堂ネットストア、全国の書店からもご購入頂けます。 (弊社扱い、流通業者の手配のもたつきで遅れはあるかもしれません) 弊社のネットショップからお求め頂くのが一番確実です。 もっと早く告知しようと思っていたのですが、メインのコンピュータが突然故障し、一昨日、ようやく復旧致しました。何 […]

「夏の熾火」の裏話その2 2015.10.4

主人公の一人、吉見台右衛門。紀州竹林派の弓術家で、三十三間堂の通し矢でも、「惣一」を為し遂げ、葛西薗右衛門や和佐大八郎の天才達弓術家達を育てた指導者としても知られていますが、実際物語にしようとすると「逸話」が殆どない人物です。 京都大徳寺で亡くなったことになっておりますが、寺に問い合わせをしても、資料を調査しても検証することが出来ませんでした。勿論、紀州藩歴史書「南紀徳川史」などの基本資料にはその […]

九月になりました。(9月3日のこと)

夏の入道雲ともお別れです。 入道雲は、未来の躍動と希望を強烈に印象づけるようで、細田守のアニメーション映画には必ず登場する。 酷暑の夏を経験し、入道雲のスケールの大きな自然を経験した、青少年達は、必ず何かを掴んでいると云うその象徴として描かれる。 そんな入道雲の酷暑の夏も終わり、季節は駆け足で秋に向かおうとしている。 「夏の熾火」のDMも仕上がって、後は、上・下「本」が仕上がって来るのを待つだけに […]

「夏の熾火」仕上がりを待つのみ

8月18日は、無理をせずに、朝のウォーキング1時間。 ようやく股関節の痛みも和らぎました。 昨日全ての修正原稿を印刷屋さんに送りましたが、届いたのを確認して電話で打合せ。 「夏の熾火」はこれ以降直しをしないことに決め、作業を進めることに。 「夏の熾火」の上下冊子は、仕上がりを待つのみ。 それから、株式会社ノークのホームページhttp://nork.co.jp/ とノーク出版のホームページ http […]

「夏の熾火(おきび)」ようやく印刷へ

ご無沙汰しております。 ここ10日間、「夏の熾火(なつのおきび)」のデザイン・レイアウト、本文の校正など、作家活動とは全く違った事を必死でやっておりました。誤字脱字のチェックが如何に難しいかということを身に染みて知っている私としては、頭をクリアーにしないといけません。 朝のウォーキングと週2回の弓の稽古と、弓道教室の指導そして居合の稽古と食事と睡眠と入浴時間を除き、残りの時間の全てをこれに費やしま […]

あと数日で「夏の熾火(おきび)」脱稿します

あと数日で「夏の熾火(おきび)」脱稿します。長かった。 「冬の櫻」「春のみなも」よりも先に、執筆し始めましたが途中で中断したこともあって、足かけ15年かかりました。 何時もの事ですが脱稿の最後の最後で、産みの苦しみを味わうはずです。そのためには体力と精神を鍛え柔軟にしておこうと、ジョギング・ウォーキングを2年ぶりに再開して、延べ16回になりました。時間はちょっきり1時間。最初は、身体が重くて、10 […]
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