春吉省吾が壮大な構想で描く「風浪の果てに」3月13日販売開始。1200枚(400字詰め原稿用紙換算)書き下ろし。主人公沼崎吉五郎は吉田松陰の遺書「留魂録」を託され、獄舎から三宅島に流され、16年7ヶ月もの間守り通し、松下村塾門下生・野村靖に手渡した人物だが、実はそんな「歴史」の枠に収まりきらない、苛烈な生き方をした男であった。堀達之助、新門辰五郎、細谷銑十郎などの男達、京や芳、真沙などの女達。作中全てに「生身の人間」の息遣いがいきいきとあなたに迫る。