長編時代小説「四季四部作」の第3作、紀州藩士・弓術家 吉見台右衛門、その愛弟子、若き弓術家 葛西薗右衛門。尾州竹林の名誉をかけて戦う星野勘左衛門。貧困から脱するために、通し矢「大矢数」日本一を目指した和佐大八郎。天才達は、あらん限りの力を振り絞り「大矢数」に臨んだ。「炎は熾火となり、それもやがて灰になる」という言葉が、ヒロイン達の人生に関わってくる。