新刊予告と執筆活動の報告をいたします。

秋の遠音 (長編歴史小説・四季四部作の最後の「秋」)平成30年春上梓予定

登場する人物は多岐に亘る。立花種周、間宮林蔵、伊能忠敬。
時代は下って、十四代将軍家茂、十五代将軍慶喜、小笠原長行、松本良順、新選組近藤勇、土方歳三、小栗忠順、勝海舟、伊藤
博文など。禁門の変に敗れた真木和泉、家臣の吉村春明、森泰、三池藩豪家の出で騎兵隊にも所属した塚本源吾。
下手渡国家老の屋山外記、適塾に通った南持など個性豊かな人物達が多数登場する。
主人公は奧州下手渡三代藩主、立花種恭(たねゆき)と吉村春明の二人。

言挙げぞする (随筆風「哲理集」)平成29年末上梓予定

一人一人の日本人が深く「生ききる」ために必須なものの考え方を「じんわりと、腑に落ちる言葉」に託しました。
経営研究会「同根会」(第一号の会員はHONDA創業者・本田宗一郎さんです)で、我が師長谷川智泉先生から薫陶を受けた
様々な事象を、私なりの言葉にいたしました。
万葉歌人である柿本人麻呂が「神ながら 言挙げせぬ国」と詠んだように、日本人は古来より言挙げしない民族でしたが、そう
ならざる時代となりました。今の時代、正しく当たり前のことを全うするためには「言挙げぞする」ことが必要なのです。
「戦略・戦術論」は、経営者だけのものではなく、日常生活を豊かに生きるためにこそ活用されるべきです。
日本人が本来持つ「知恵」を活かすための「随筆風 哲理集」です。

空の如く(うつおのごとく)平成31年秋上梓予定

主人公は鐸木三郎兵衛。今やすっかり忘れ去られた人物である。
旧姓金谷安五郎(幼名正足)、宮城県白石の生まれで、寛文時代より続く福島薬草問屋「伊勢屋」の養嗣子となる。
明治14年(1881年)、福島市街の東側を除いてほぼ全域を焼き尽くした「甚平火事」に三郎兵衛は立ち上がる。何かに憑かれたように全財産を福島再興のために使い切った不思議な男の物語。それは信じられないほど破天荒、自滅的でもある。
福島県令の三島通庸、福島事件の河野広中、福島中学に立子山から二里半を二年間通った若き朝河貫一、「智恵子抄」で知られる
高村智恵子、宿敵大島要三、長沢倉吉などの明治・大正・昭和初期の福島を活写します。

初音の裏殿(はつねのうらとの)平成30年より随時刊行

「す~っ」と読める、しかし既存の娯楽時代小説のどれとも違う短編時代小説シリーズ全20巻……。
激動の幕末、朝廷と幕府の間を取り持ち闇の部下を率いて活動する人物である。旗本五千石でありながら、従四位上左近衛権
少将という官位を持つ。参内し天皇と謁見も出来る立場にある。
けれど武鑑には一切記載されず、謎の人物である。幕末期の幕府官僚、会津藩、薩摩藩、長州藩、尊攘の志士達など時代に蠢く人物や組織との協力、権謀、闘争、確執を描く。
特殊能力を持つ配下達を統率して裏で活躍する「初音の裏殿」。
勝者、敗者のどちらにも偏らず、ひたすら冷徹な視点で行動する「裏殿」が巻き起こす幕末秘話にご期待ください。

春吉省吾 2017.1.23