「破天荒解」と自己精神の自立 VOL.108

●破天荒解の表面の帯のコピー
若き「天才戦略家」宇良守金吾 始動。金吾の熱き意志に シンクロせよ!!
絶対リーダー「宇良守金吾」の知略に学び闇を斬り裂き 希望ある明日の日本を創れ!!
●破天荒解の裏面の帯のコピー
幕末・維新の概念を根底から覆す新基軸の「経済時代小説」遂に誕生。
若き「起業家」よ、探究心に燃える「歴女」よ、混沌の「令和」に読むべき時代小説がこれだ。
主人公金吾が、リアルな「幕末」の裏側を次々に暴いていく
四百字詰原稿用紙1,110枚 読みごたえ十分な長編書きおこし!!
〈今回9月15日発売(ノーク出版ネットショップ・一般の販売は25日)の「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~のDMの2頁をプログで掲示しました。購入者の方しか、DMを読むことはないので、一般の方々へ告知のために、私がどのような動機で、執筆をしているかをご理解頂くためにブログにアップしました。〉
  「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~の発刊にあたって
  夏目漱石は、明治三十三年(一九〇〇年)、三十四歳の時、政府から英国留学を命ぜられ、英文学の研究のため、二年間ロンドンで暮らした。外国人として漢学の要素を積んできた漱石にとって、イギリスの基準による文学研究を只行うだけでは、いつまで経っても敵うはずがないと苦悶し、遂には神経衰弱に罹ってしまった。
  その後、日本に戻った漱石は、どうやってその苦痛から抜け出せたのか……。
  漱石の最晩年、大正四年(一九一五年)の講演録「私の個人主義」の中にこういう記述がある。〈大正三年十一月二十五日学習院輔仁会での講演〉
  「(前略)私は下宿の一間の中で考えました。つまらないと思いました。いくら書物を読んでも腹の足にはならないのだと諦めました。同時に何のために書物を読むのか自分でもその意味が解らなくなって来ました。この時私は始めて文学とはどんなものであるか、その概念を根本的に自力で作り上げるよりほかに、私を救う途はないのだと悟ったのです。
  今までは全く他人本位で、根のない萍のように、そこいらをでたらめに漂よっていたから、駄目であったという事にようやく気がついたのです。私のここに他人本位というのは、自分の酒を人に飲んでもらって、後からその品評を聴いて、それを理が非でもそうだとしてしまういわゆる人真似を指すのです。(後略・原文のまま)」
  こうして漱石は、他人本位から脱却し、文学における「自己本位」という思考を苦闘の末に獲得した。 漱石のいう「自己本位」とは、彼の漢学の素地を生かしたままで、その知識と感性を生かしつつ、自在な判断力をもって、英文学(後に漱石が生み出す文学)に向き合うことが大切だという。
  更に漱石は「私の経験したような煩悶があなたがたの場合にもしばしば起るに違いないと私は鑑定しているのですが、どうでしょうか。もしそうだとすると、何かに打ち当るまで行くという事は、学問をする人、教育を受ける人が、生涯の仕事としても、あるいは十年二十年の仕事としても、必要じゃないでしょうか。ああここにおれの進むべき道があった!ようやく掘り当てた!こういう感投詞を心の底から叫び出される時、あなたがたは始めて心を安んずる事ができるのでしょう。容易に打ち壊されない自信が、その叫び声とともにむくむく首を擡げて来るのではありませんか
  漱石のいう「自己本位」は、物書きにとって、尤も大切な精神のあり方だ。
  漱石のいう「自己本位」とは「自己精神の自立」のことで、エゴイズム、つまり我執とは対極の概念だ。また漱石の「則天去私」と「自己本位」とは、コインの裏表であるというような意見があるが、それは違う。天の瞳を持って俯瞰して眺める(則天する)ことで自らの役割を知り、自在になれる。つまり「則天去私」は「自己本位」の極みなのだ。
  そう考えると、これまでの多く歴史時代小説は、右か左か、好きか嫌いか、善人か悪人か、味方か敵かと、いわゆる劣悪な二元論の観念に捕らわれていると判る。それらを読んでも、多角的な物の見方、考え方を醸成されることは決して無い。
  歴史時代小説は、いや歴史時代小説こそ、漱石のいう「自己本位」の立場で執筆しなければならないのだ。
  戦後七十七年、マスメディアによって、多くの情報は歪曲され、正確な情報が遮断され続けている。商業主義に堕ちた大手新聞社や出版社も同様である。我々の思考回路はいつのまにか短絡化されて、複層的、重層的に物事を考えられなくなり、ちまちまとした「箱庭」のようにされてしまった。
  これでは世界情勢の複雑な動向に対処出来るはずもない。
  「あれ、何かおかしいな」と思いながら、そのままスルーすると、悔いの残る人生を送らざるを得なくなる。
  世界で起こっている様々な事柄を、貴方の埒外と思っている限り、この先も簡単なからくりに欺され、翻弄されたまま、貴方の人生はあらぬ方に流されてしまう。
  それを広く知らしめるのが、私の還暦からの物書き作業だ。
  その私の意志が百パーセント発揮できる「一人出版社を作ろう」と決心したのはそういう理由からだ。
  今回、古稀から執筆が始まった一巻読み切りの、新シリーズ「初音の裏殿」第二巻「破天荒解」
  このシリーズは、天皇家の血筋を引く、天才宇良守金吾が、いち早く「世界」と接触し、大活躍する物語だ。
  幕末の政治経済、金融、風俗、社会情勢、欧米列強の動きも精緻に描写し、これ迄の二元論に単純化された面白さとは対極にある異次元の面白さが「初音の裏殿」シリーズだ。
  人情の機微、愛の躍動、人生の儚さ哀しさ、情念など人間のさまざまな不可思議な闇も描かれる。
  今回の「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~は、宇良守軍団、金吾の卓越したリーダーシップの許、活き活きとした集団になっていくプロセスが面白い。
  百戦錬磨の大坂商人を唖然とさせ、人的ネットワークを最大限に活用し、幕府御庭番の網をかいくぐり、奇想天外な方法で輸入極上白砂糖を販売し、更には新商品開発にも挑戦し、家臣、領民、宇良守軍団の活性化を図る。
  金吾と関わる、長崎会所の面々、薩摩藩島津斉彬をはじめ、新興薩摩豪商濱崎太平次、適塾の緒方洪庵、関白鷹司政通、岩倉具視など、金吾の人脈は波乱を含んで拡がっていく。
  次々に展開するエピソードにワクワクしながら、読者は思わず膝を叩くはずだ。
  企業コンサルとして、幾多の戦略実務に関わり、世間の裏の裏まで知り尽くした著者が描く、リアルな幕末時代小説シリーズ・「破天荒解」 ~初音の裏殿・第二巻~
  難題を次々に解決していく主人公宇良守金吾の、重厚で壮大な物語は、次世代の若き起業家や、知識探求に真摯に取り組んでおられる「歴女」の方々にこそ読んで貰いたい。
          令和四年壬寅 九月九日   春吉省吾
              〈記述の日付は先付になっています〉


ノーク出版ネットショップで、9月1日から予約販売を開始いたします。9月15日販売開始です。第二巻「破天荒解」の発売記念として、弊社ネットショップからご購入いただいた方には、様々な特典をご用意しました。

春吉省吾の書籍は、ぜひ「ノーク出版ネットショップ」 からお求めください。https://nork01.myshopify.com  〈◆主としてカード決済のネットショップです〉
https://nork.easy-myshop.jp 〈ゆうちょ振込専用ネットショップ◆後払い  〉
●ノーク出版ホームページ https://norkpress.com/
●YouTube春吉省吾チャンネル(「冬の櫻」「秋の遠音」「怪物生成」の動画など)〈作品のイメージ動画発信〉

春吉省吾「ギネス級」と自賛。「破天荒解」校了 VOL.107

●ノーク出版ネットショップで、9月1日から予約販売を開始いたします。
9月15日販売開始です。第二巻「破天荒解」発売記念として、特別価格で販売いたします。
一巻・二巻のセット販売特別価格設定(5,500円・消費税送料込み・限定200セット)のため、第一巻「怪物生成」は、8月末迄(2,700円・消費税送料込み)にお買い求め頂くとお得です。
第二巻「破天荒解」は特別価格2,700円(消費税送料込み・限定200冊)です。〈アマゾンでは販売記念はいたしません〉
第一巻も460頁ほどですが、第二巻は560頁なので読みごたえがありますよ。でも、夢中で読み終わってしまうでしょう。第一巻発売して直ぐに「読んだよ、第二巻はいつなの?」と、御連絡頂いた読者の方へ「間もなく出ますよ、お待たせしました!!」と言う心境。

●8月8日、酷暑の下北沢駅西口。人通りは少ない。

●8月11日、消防学校。酷暑の訓練、ご苦労様です。
●あまり手の内は見せたくないが、友人に百数十ヶ所修正箇所を指摘してもらい、私が、更に百ヶ所ほど修正。そして最後の最後で、およそ九十ヶ所修正。本来「校閲者」の仕事ですが、それ故に私が「ギネス級」ということ。それでも誤字はある。ご勘弁を!! 8月13日深夜。
●8月14日、井の頭通り、交通量少なし。台風一過、暑くてウォーキングも大変。

〈本文〉

  8月6日、私の手許に「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~の束見本が、印刷製本会社から届きました。一週間を目処に、細かな赤字を入れて、最終修正の真っ最中です。世間一般ではこの期間「お盆休み」ですが、この期間を使って、最後の最後のチェックです。勿論カラー表紙も。
  同時に、DMと、登場人物相関図と、今回はお洒落な「栞」を付けたいと、デザイン作業中です。
  今私が利用している印刷・製本屋さんの優れたところは、大きな仕様の変更がなければ、修正がききます。言葉の言い回しや、細かなミスは何回チェックしてもあります。最後の最後のチェック時間を得られるので、こういう印刷製本屋さんは実に有り難いのです。しかし、校了後はもう修正は出来ません。今回は、膨大な作業を独りでこなしている私自身を「ギネス級」と自賛し、自虐的なタイトルを付けました。それは以下読んで頂くとご納得頂けると思います。
  ギネス記録は、もともと「ギネスビール」という会社がはじめた、いろんな分野の「世界一」を決める遊び半分のような記録会でした。その後ギネス社は、UDVという酒造グループを形成し、傘下には30以上の蒸留所を有する、ワールドビジネス会社になりました。こうなるとその「ギネス記録」の権威を上手く利用する人間や組織が現れます。
  私があとがきに「ギネス級」と書いたのは、私を知らない方々への「キャッチコピー」です。というわけで、私もギネスの「権威」を利用していると言えば言えなくもありません。
  その記録の要件としては、①記録達成が証明されること。②記録を数量化出来ること。③今後記録が破られる可能性があることとありますから、私の場合該当する筈がないのですが……。
  私の「破天荒解」のあとがきに、何故「ギネス級」なのか記載しましたので、その部分を抜き出しました。
  (前略)商業主義の大手新聞社や出版社の都合によって、日本人の思考回路は短絡化し、複層的、重層的に物事を考えられなくなってしまいました。戦後七十七年、令和の今に至るまで、我々の思考は如何に単純化されて、「箱庭化」されてきたことでしょうか……。
  世界情勢の複雑さに対処出来ず、太刀打ちできない原因の一つがここに起因します。
  世界で起こっている様々な事柄は、貴方が埒外と思っている限り、情報を遮断され、簡単なからくりに翻弄されたまま貴方の人生は流されてしまうでしょう。
  そんな事は決してあってはなりません。それを広く知らしめるのが、私の還暦からの仕事です。
  そのために、私の意志が百パーセント発揮できる「一人出版社を作ろう」と決心しました。
  資料収集、取材、執筆は勿論、校正、装丁・本文デザイン(EPUB版・電子出版も含む)、撮影、印刷・製本指示、DM作成、HP作成、PR動画作成などのマーケティング一切、販売、発送・梱包、在庫管理、集金。そして(株)ノークとノーク出版の会計業務、確定申告、税務申告は勿論、日常の事務所掃除、備品・消耗品などの手配も全て行います。
  およそ40人程の作業をすべて独りでこなす、世界で唯一の「出版会社」です。様々な経験をした人間でなければこうはいきません。
  また日本では六十歳も半ばを過ぎますと、殆どの作家は込み入ったプロットの作品を作ることをしません。
  その双方の意味からも、私の作業は「ギネス級」で、日本はもとより、世界的にも快挙だと自負しています。常に自らを追い込み、世俗にまみれず、神仏のご加護をいただき、健康に留意し、この先しっかりと執筆していけるか、毎日が真剣勝負です。(後略)
  一見すると自慢のように感ずる方もおいででしょうが、それはちょっと違います。
  こうしないと、(株)ノークと分離した、一人出版社を維持できないからです。
  私も、企業コンサルタントとして、多くの業界と関わって、世間の裏を知っているつもりでしたが、出版の再版システムは、日本の流通システムの中で一番旧弊なものです。日本の文化を担う「知的業界」としてはあまりにお粗末で、旧態依然とした組織です。日本人の民力が上がらないのは、新聞・テレビのマスメディアの無能ぶりのせいで、その軌を一にしています。
  書籍再販法、新聞法、放送法など、日本を歪めてしまった、場合によっては国家そのものを貶めてしまう悪徳「過去法」なのですが、彼らにとっては既得権益のとびっきりの温床ですから、自主的に改正することなどあり得ません。私としては、国民の真の権利を守護するためには、憲法改正よりもこちらの全面改正が必要だと思っています。
  配本は、大手流通会社によって大枠が決められていて、出版者は「無駄な冊子」を作らなければなりません。多くの国民に大衆小説や雑誌、週刊誌などを売るには都合が良いシステムでしたが、今の社会には不適です。
   出版社は配本の時点では売上にはなりません。あくまでも委託なので、書店で売れないと入金がないのです。入金は数ヶ月遅れます。その間の資金調達をしなければ忽ち資金ショートです。従来方式の中小出版社は、「手形割引」や借入等によって資金を繫がねばならず、大手流通の言いなりになってしまいます。
  書店に置かれた本は、半年、一年後に手垢が付いて戻ってきますが、廃棄しかありません。
  ここに目を付けた、アマゾンというグローバル資本によって、日本の出版流通システムそのものが、簡単に乗っ取られてしまいましたが、当然の帰結です。しかし、アマゾンの委託販売も厳しい手数料で、同じようなものです。私などは告知のPRと割り切っています。
  現在は、ノーク出版の書籍は、書店流通を通さず、アマゾンでの販売と、自社ネット販売だけにしています。
  コンサルタントとして私は、日本の出版システムを変える方策を持っていますが、中小の出版社・書店が危機意識を持つ方々が糾合しないと、企画倒れになり、駄目でしょう。
  どなたからも相談を受けていないので、物書き「春吉省吾」としては、ここでは触れません。
  高度成長期の流通システムの旧弊を糾し、Amazonシステムとは一切抵触せず、切り口を変えた販売システムも可能です。本気ならば、コンサルタントとして御相談に乗ります。
  さて、高度経済成長期のベストセラー作家達は、こういうテーマで書いて欲しいという出版社や新聞社の意向に従順に従いました。いきおい、新聞の日刊紙や、雑誌に何本も連載する売れっ子作家は、自分で取材するのを怠り、その結果、出版社の優秀な編集者や校閲者に、取材の入り口から作品完成の出口まで、その大部分を任せてしまう作品が多く存在しています。
  作品を作るに当たって、集団で物語のストーリーを作るような、ハリウッド映画の脚本作成システムもありますが、一人の作家が、しっかりとした思い入れで、ストーリーを構想し、資料を収集し取材するのが本来の物書きです。特に歴史小説の作家はそのような矜持が必要です。「売れそうだから」「ブームだから」とテーマを決められ、ストーリーお仕着せの作品を、いくら上手に纏めても、血の通った「物語」は生まれません。
  「手垢の付かない一次資料を持ってこないと、良い作品が書けない」
  「参考文献は、机の上にきちっと揃えておいてくれ」とか、弟子に書かせて、ちょっとだけ筆入れをするだけのベストセラー作家が存在することも知っています。
  自己の感覚を研ぎ澄ませ、資料を集め、取材して物語を組み立ててこそ、小説家と言えます。歴史時代小説は、作家の一貫した哲理がそこになければなりません。それを放棄しては読者への冒涜です。大手新聞社や出版社が、売らんがために、物書きを甘やかしてしまったようです。
  一方、こんな作品を読んで、溜飲を下げているような多くの日本人の知的水準は、戦後随分と落ちてしまいました
  日本の出版業界は、戦後GHQの苛烈な「焚書」と検閲によって、及び腰になってしまいました。まもなく朝鮮戦争が始まると、日本は高度成長に邁進します。活字文化は、その経済成長を側面で支える単純二元論の大衆文学と、社会主義・共産主義を小綺麗な盆栽に仕立て上げ、小手先の器用な職人芸を駆使する進歩的文化人と称する者達の著述と併せ、重箱の隅をつつくような、精神を未整理のまま精査せずさらけ出す、純文学と称する物書きがつくりだす二極化になりました。
  後者は読者は少ないものの、戦後の出版業界は、左翼に独占された時代です。しかし、進歩的文化人そのものが、敗戦利得者であったわけですから、そこから真の社会主義、共産主義思想などは芽生えるはずがありません。GHQの検閲を恐れ、わざと難解な言葉を使い、決して結論を出さない不思議な「張りぼて思考」を創出しました。これは現在も続き、批判のための批判、日本人を全否定し、自分自身に唾を吐くような、憎悪史観に基づいた作品を、発表し続けています。それでも、出版業界は、彼らに発言の場を与え、一定の食い扶持を与え、大衆文学よりも高みに位置するような見えない囲いを作り、日本のインテリ文化を売れるような仕組み作りをつくってきました。
  国民はこのからくりに気付かず、テレビ、新聞、雑誌、専門書等を一緒くたに、無防備で受け入れてしまいました。この弊害は、現在のネット時代にあって、更に増幅しています。
  二極分化を敢えて促進してきた出版界に、もう少し優れた経営者がいたならば、この空虚な二重構造文化を融合し、重層的で複合的な文化を構築できたはずなのです。誠に残念です。
  このジャンルの欠如が、現在我々の、残念な日本、日本人の「頭」を作ってしまいました
  このまま日本の高齢化が更に進み、物事を重層的に考える事が出来ない、中高年、老人が増え続けると、日本は物質資源の不足だけでなく、その精神も加速度的に衰退します。物事の是非を体系的に考えられる思考経路を、マスコミ、出版、それを支える文化人達によって、阻害されてしまったからです。
  この先日本は二度と復活出来なくなってしまうでしょう。
  私のような古稀を過ぎて、なお壮大な歴史物語を書き続ける人材は、本来もっともっと輩出せねばならないのです。だから、「私がギネス級」と自虐的に言ったそのことに、日本人の根本的な危機があるのです
  アメリカの金融資本にやられ、ネオコンに脅され、ワクチン接種でもゲイツのいいなり、中国に欺され、挙げ句の果て、朝鮮半島の政治団体兼カルト集団にごっそり献金し、日本は骨抜きにされてしまいました。
  国民が汗水たらして働いた資金は、日本に巣くう、ネオコンの走り使いのような売国奴達に良いようにされ、役に立たない武器を買わされ、国土は中共に買い漁られ、さらには、したたかなプーチン・ロシアの肚を読み切れません。その元凶は、政官財は言うに及ばず、宗教団体や、新聞テレビに留まらず、出版文化のレベルの低さにもその原因があるのです。
  せめて、次世代を担う、日本人には、重層的思考を持つ、真の日本人になって貰いたいと願います。 そのために私なりに命懸けで物書きをしているつもりです
             敗戦から77年目の日に思う。     2022.8.15 春吉省吾

春吉省吾の書籍は、ぜひ「ノーク出版ネットショップ」 からお求めください。

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●YouTube春吉省吾チャンネル(「冬の櫻」「秋の遠音」「怪物生成」の動画など)〈作品のイメージ動画発信〉

酷暑の四日間、シリーズ第二巻「破天荒解」データ送付 VOL.106

●富ヶ谷交差点。7.29、道路の反射熱が強烈。
●ストレッチをするいつもの公園も、人影がない。8.1.
●椿の実が付いています。これからどう変わるか……。一万歩、ジョギング・ウォーキング。8.1。
●8.4。曇天の中、散歩に出るも、まもなく雷と豪雨、びしょ濡れで戻った。

〈本文〉

  ●お暑うございます。酷暑お見舞い申し上げます。
  7月31日の午後10時、「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~の本文データと、モノクロ表紙、カラーのカバー表紙と帯のデータを、印刷・製本屋さんに送りました。
  本文の原稿は、一ヶ月程前に友人にチェックをしていただきました。誤字・脱字、固有名詞の誤記など、百数ヶ所に及びました。感謝申し上げます。
  それを元に、一ヶ月近く掛けて、私なりに見直し、一巻の「怪物生成」のあらすじを付け、目次を作ったり、主な登場人物や、「あとがき」を書いたりして、本文全体の、書体や収まり具合をチェックしました。修正したい部分は、次から次へと出てくるものです。どこかで見切りを付けないと先に進みません。
  ページ数の厚みを計算して、カラー表紙のレイアウトや、帯のコピーなどを考えました。
  併せて、本冊子に挿入する栞や、DMのレイアウトも同時並行作業をしています。
  本文の印刷・製本工程に「お盆休暇」が入りますので、工場が休みになる前に仕上がりサンプルを仕上げて貰うようにデータを送らないと、納期が大幅に遅れます。そのためこの4日間、机にかじりついて、作業することが必須でした。お盆休み前に私の手許にサンプルが届く予定ですので、工場が休みの間、つまりお盆期間中に、私が最終チェックをする予定です。
  チェック作業も4日目ともなると、さすがに頭が働かず、月が変わった8月1日の朝、酷暑の中「ジョギング・ウォーキング」およそ一万歩。頭すっきりで、DM作成しています。
  今回の「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~は、四百字詰原稿用紙で、1,110枚あります。中編小説の3冊~4冊分ほどあります。様々なエピソードが描かれていますが、概略はおいおい、ブログで御紹介します。
  このシリーズの私の大きなテーマ(執筆動機)の一つは、戦後の単純二元化された歴史・時代小説と、その次元を全く異にする物語を読者の皆様へ提供することです。
  これまでの歴史時代小説は、右か左か、好きか嫌いか、善人か悪人か、味方か敵かと、いわゆる劣悪な二元論の観念に捕らわれている作品が多いのです。多くの人に読んで貰うために、筋立てを単純にして、言葉も平易にして、復讐劇に仕立て、それによって溜飲を下げるような読者を獲得し、作品は大ベストセラーになりました。まあ、それも高度成長期には、大いにその役割を果たしたのですが、そのような時代はもう戻ってきません。
  またもう一つのテーマとして「長編小説」の面白さを味わっていただくことです。
  これは思いのほか、難しいのです。はっきり言いますと、根気が続かない日本人が大部分だからです。
  もっとも、ゴーストライターの書いたタレント本しか売れませんからね。
  明治以来、日本の小説は、書きおこしの長編小説はほとんどありません。日々掲載される細切れの新聞小説を再編集したその結果は「長編」になりますが、それ以外は、原稿用紙で300枚ぐらいが書きおこし募集原稿の上限枠です。何故かといいますと、出版社の販促のための「賞」の選考委員が、長編だと読め(ま)ないという物理的な事によります。
  商業主義の大手新聞社や出版社の都合によって、日本人の思考回路は短絡化し、複層的、重層的に物事を考えられなくなってしまいました。戦後77年、令和の今に至るまで、我々の思考は如何に単純化されて、「箱庭化」されてきたことでしょう……。世界情勢の複雑さに対処出来ず、太刀打ちできない原因の一つがここに起因します。
  あっという間に読んでしまうような「物語」に慣れた日本人には、なかなか私の歴史時代小説は取っ付きにくいでしょうが、嵌まると面白いと思いますし、私のようなコンセプトで書かれた物語の必要性は、直ぐ目の前に迫っています。
  ●振りかえれば………
  皆さん、ここ3年近くの間に身の回りに起こっていることを冷静に振りかえってみてください。
  「あれ、何かおかしいな」と思うことだらけです。感じない方は失礼ですが、「飼い慣らされてしまった」方々です。残念ながら多くの日本人がここに属してしまったようです。
  世界で起こっている様々な事柄は、表面だけの考察では決して判りません。
  しかし見えざる敵はしたたかで貪欲で、世界は嘘と汚辱に満ちています。その全体構造を知らない限り、唯々諾々と操られたままです。
  「しかしな、それを知ったからといって、俺には関係ないし、第一、何も出来ないじゃないか。世間の流れに棹ささず、そこそこの生活をして、生きていければ良いんじゃないか」
  まあ、そういう日本人が日本を壊滅的な状況に追い込みます。我々の生活も、この状態をそのままスルーすると、悔いの残る人生を送らざるを得なくなってしまいます。
  貴方が埒外と思っている限り、この先も簡単なからくりに翻弄されたまま、貴方の人生はあらぬ方に流されてしまうでしょう。そんな事が、決してあってはなりません。
  史記・卷6 第6 秦始皇本紀に【土崩瓦解(どほうがかい)】と言う言葉があります。
  一部分の崩れから、全体がばらばらになることですが、今まさに日本そのものは、一部どころかあらゆる組織の内部が腐敗して、顕在化しています。それは目を覆うほどです。
  敗戦後GHQが、二度と日本を復活させないように、また冷戦に備えるために、アメリカCIAがその先兵として、政界、財界、官界、マスコミ界の戦争利得者達を利用して、日本を実質統治しました。いまだに続いています。これらのことは、資料が公開されていますので、一連の関係を繋げられますが、ここでは触れません。同様に中共との癒着によって利得を得ている輩もいます。アメリカCIA、ネオコンと中共の二股で世渡りしている、政界、財界の「超有名人」もいます。
  「あなたのやっていることは、日本を、日本人を売る悪行なのだぞ」と申し上げたい。
  これは陰謀論でも何でもありません。全て公開されている情報を組み上げるとこうなります。
  「アメリカ国立公文書記録管理局」(NARA)には、機密指定を外され解禁となった太平洋戦争や沖縄統治に関連する書類などが閲覧でき、何十年前の「嘘」がばれるというわけです。
  ●このままだと日本が一番わりを食う
  間違いなく言えることがあります。
  世界には戦争したくてしょうがない輩や、人間を精神的に奴隷化し、統治しようと企む、とんでもない輩がいるのです。政治、金融、情報操作、思想統制を計画し、我々の生活、生命財産、つまり人間の入り口と出口を完全に管理しようとしている悪魔のような者達がいるのですよ、皆さん。
  しかしここに来て、この思い上がった輩は、急ぎすぎて思わぬところから破綻をきたしました。今それを取り繕うために躍起になっています。あらゆる組織(残念ながら、国連もその下部組織も、政府も含まれます)は、メディアを利用し、強力なプロパガンダ活動を仕掛けてくるでしょう。実力行使も辞しません。メッキが剥がれ落ち、その目論見が見破られそうになって、恥も外聞もなくあらゆるものをかなぐり捨てて、攻勢を掛けています。必死です。判りませんか?
  ロシア・ウクライナ問題の最中、安倍首相暗後、真っ先に駆けつけ、岸田首相に会った、民主党・ユダヤ系ネオコンの代表、ブリンケン国務長官。7月25日には、シオニスト・ネオコンであるヌーランド国務次官も来日した。
  「世界で最も危険な女」という称号を得ている女性です。来日してほしくない人物の筆頭で、現在、世界の混乱を実働部隊として演出しているもっとも危険な女性です。
  自ら選ばれた者と勘違いしている奴らにとって、その他何十億の人間の命など何とも思っていないのです。岸田首相の引きつった顔が目に浮かびます。
  既に「飼い慣らされてしまった人」が国のトップではね……。
  日本政府は我々を守ることはしないでしょう。思い出してみてください。30年間、日本の平均国民所得は上がらなかったのです。我々国民は真面目に働きましたよ。その利益は、日本の「売国奴」達によって、主としてアメリカの景気を支え、中国の軍事力増強に貢献しました。FRBの言うがまま、日銀・財務省は、国民の利益のために何もしませんでしたし、日本マネーで軍事力を増強した中共が狙いを付けているミサイルは、日本に向けられています。こんな馬鹿なことがありますか。日本は国家として完全に負けたのです。実に「ヘタレ(俗語です・各自調べてください)な日本政府です」
  こんなことを言うと、「何に負けたんだ」という、危機意識ゼロの真のアホが逆に騒ぎ出します。こういう輩が、日本の政治家の中にも大勢いますよね。
  本当は、洗脳されてしまったアホ達に、こちらがとやかく言うことはないのですが、そうしないと、こっちが、その「同調圧力」によって多大な迷惑を被ります。本来、国民の人権を守るべき政府・行政が我々の生活を苦しめています。多くの日本人が頑張って生み出した利益は、受けるに値しない者達に流れてしまいます。こんなことを許せば、日本は終わります。そんなことをさせてはいけません。
  一人の力では日本再興はかなり困難ですが、ベクトルを大きな目的に合わせれば、それぞれの立場で様々な事が出来ます。
  歴史は同じ事を繰り返すことはありませんが、必ず「韻」を踏みます。為政者の自己保身の優柔不断や、極左、極右のデマゴーグや、マスメディアによる情報操作や情報封鎖によって、例えば気候変動などによる「食糧不安」が、「食糧不足」と報道され、「食糧危機」と増幅され「食糧飢饉」となる危険を孕んでいます。そこに乗じて、一攫千金を企む悪党達が、更に事態を悪化させ深刻にさせます。
  危機意識を肌で感じられない、重篤な想像力欠如者が多くなってしまったのも事実です。
  そのような人に敢えて問いたい。
  「欧米のマスメディアやNHKが、『真実の報道』として我々に伝えていることが、なんか変だなと思ったことがありますか? ひょっとして、違ったことが行われているかも知れないと、想像したことがありますか?」
  多くの方はないでしょうね。それもその報道に対して反証を理論立てる、他の情報の取得すらしていない(出来ない)状況にあるのですから……。
  正しいか否かを判定するにも、多角的な情報収集能力と、柔軟な思考力が必要で、それにはある種の訓練が必要です。
  まあ、その訓練に私の小説が多少お役に立てるかも知れません。手前味噌のようですが、それなりの自負を持っています。と言うのも、主人公金吾の問題解決の仕方が、まさに今、日本人一人一人に求められる「訓練」するアプローチそのものが書き込まれているからです。
  幕末維新を舞台にした「初音の裏殿」シリーズは、楽しみながら、歴史の裏を知ってもらい、逼塞した状況をどう打破するのかが書き込まれています。
  それが、古稀を迎えた私の物書きの立場だと位置づけています。
  ●第二巻「破天荒解」で、物語の壮大な骨格が見えてきた
  初音の裏殿シリーズは、天才戦略家、旗本六千石の宇良守金吾が、ペリー来航に先駆けること九年前、琉球でのフランス宣教師と面会したことにより、世界に目を向けた金吾。大藩の薩摩藩や、豪商達と渡りあい、幕府隠密の目をかいくぐり、宇良守軍団という、知的・情報収集能力を統率し、家臣・領民、協力する組織の人々をどう守るかと、具体的な戦略を立て、それを一つ一つ実行していきます。何よりも信頼に足る仲間達と、足場を固めるのがもっとも大切であると、金吾は確信しています。そして、「宇良守軍団」を機動的に活動させ、着々と目標を達成していきます。
  物語は、金吾の数奇な血筋から、皇室や公家の裏側にまで及びます。その記述は、従来にない歴史時代小説と自負しています。誰も書かなかった歴史時代小説です。
  幕末の政治経済、金融、風俗、社会情勢、列強の動きなども、重層的に描きます。
  これまでの二元論に単純化された面白さとは対極にある異次元の面白さが「初音の裏殿」シリーズです。
  金吾の一つ一つの計画行動には、瘡(かさ)蓋(ぶた)のように何重にも重ねられた既得権益の「全体構造」を、相手に気取られることなく剥がしながら、次に進んでいく、面白さと、爽快感があります。
  我々日本人が、今すぐにでも学ぶべき指針が、金吾の行動の中にあります。ダイナミックな面白さと、醍醐味がここに在ります。
  金吾の行動とその活躍は、自分自身を取り戻し、この国をどうするか、自分はどう関われば良いのかと、足許をしっかりと見つめて考えようとする方々には、大変面白く役立つ物語でありましょう。また企業経営者・管理者の方にとっては、楽しんで読める「リスクヘッジ」(危険を予測し、それを避けるように対策を図ること)の小説としても有効だと思います。
  今回の「破天荒解」の裏表紙のコピーに「弱者も戦い方一つで強者になれる」と記しました
  弱者には弱者の戦い方があります。それを示してくれるのが、宇良守金吾です。
  全精力を傾けて執筆した、「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~を、お勧めします。
  引き続き第三巻も、書き始めています。
  「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~は、9月15日よりネット販売いたします。予約開始は9月1日からです。ノーク出版ネットショップのみの特典がございます。
  
                                                                2022.8.6  春吉省吾

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