新刊予告

 

初音の裏殿シリーズ

日本人の知らない、未知なる「幕末世界」へようこそ。

歴史時代小説を読むのは、ただ楽しいだけではあるまい。
戦後80年近くなろうとしている我々は、そろそろ「単純二元論」を卒業し、より重層構造の歴史時代小説を読むべきであろう。
幕末の閉鎖された社会の闇を切り裂く、若き天才戦略家・宇良守金吾に、あなたの意志をシンクロさせてみよう。
あなたの明日が地に着いたものになるはずだ。

「怪物生成」~初音の裏殿・第一巻~
安政2年(1855年)長崎・大徳寺境内で、主人公宇良守金吾が4人の賊に襲われる……。初音の裏殿シリーズの始まりだ。本巻「怪物生成」では金吾18歳の目の覚めるような活躍が描かれる。
舞台は浅草吉原、芝薩摩屋敷、京禁裏、大坂、長崎、そして琉球へ。緻密な天才策略家の金吾だが、そのハートは燃えるように熱い。

●「怪物生成」
2021年8月発刊
2,700円(税別)
Kindle版 2,680円

「破天荒解」~初音の裏殿・第二巻~
天保15年(1844年)、旗本宇良守藩六千石、嫡男の宇良守金吾は琉球に停泊する唐船から大量の抜荷品を買い込んだ。帰国後、余人には思いもつかぬ斬新な販売法で売り切った。その益金を元に組織の活性化を矢継ぎ早に実行する。天皇家の血筋を生かし、金吾の人脈は波乱を含んで拡がっていく。

 

●「怪物生成」
2022年9月発刊
2,900円(税別)
Kindle版 2,680円

これまでの幕末・維新「歴史時代小説」の概念を根底から覆す、異次元の面白さです。一巻読みきり・書きおこしの次巻が待ち遠しくなります。「初音の裏殿」シリーズ全6巻予定。

 

秋の遠音 (長編歴史小説・四季四部作の最後の「秋」)令和2年6月7日発売

令和の今、真の人倫とは何かと問う 日本の「大河小説」が誕生しました。
幕末から明治にいたる物語は、これまで無数に書かれていますが、不思議なことに庶民の細々(こまごま)とした日常の物価変動を時系列に、丹念に描いた書いた作品はかってなかったと言っていいでしょう。
何度もねじれ、ねじれた結果、偶然と僥倖も重なって幕末から明治政府が成立したのですが、その裏の裏の裏切りと我欲を、冷静に小説にした物語も希有です。
「秋の遠音」は「幕末・明治通史小説」でありじっくりと書き込んだ「日本の大河小説」です。
幕末から明治初期を俯瞰的に重層的にな筋立ての「秋の遠音」楽しんでください。
「秋の遠音」は日本の叙情豊かな里村の風景、四季の移り変わり、自然の厳しさと美しさ、また江戸・東京の変遷と庶民の暮らしも丹念に描きました。江戸末期・明治初期の女性達の溌剌とした生き方、人生の処し方も「耐える女性」というこれまでの誤った縛りから解き放しました。多くの読者の共感を得られると思います。

 

空の如く(うつおのごとく)

主人公は鐸木三郎兵衛。今やすっかり忘れ去られた人物である。
旧姓金谷安五郎(幼名正足)、宮城県白石の生まれで、寛文時代より続く福島薬草問屋「伊勢屋」の養嗣子となる。
明治14年(1881年)、福島市街の東側を除いてほぼ全域を焼き尽くした「甚平火事」に三郎兵衛は立ち上がる。何かに憑かれたように全財産を福島再興のために使い切った不思議な男の物語。それは信じられないほど破天荒、自滅的でもある。
福島県令の三島通庸、福島事件の河野広中、福島中学に立子山から二里半を二年間通った若き朝河貫一、「智恵子抄」で知られる
高村智恵子、宿敵大島要三、長沢倉吉などの明治・大正・昭和初期の福島を活写します。

 

春吉省吾 2022.8.24

 

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