新刊「秋の遠音」はノーク出版ネットショップから購読を!

「秋の遠音」をはじめ、春吉省吾の書籍はノーク出版ネットショップからお求めください。四季四部作・歴史時代小説シリーズ完成を記念して、お得なキャンペーンを実施しております。 
さて、新型コロナウイルスのワクチンの開発が急務となっていますが、「コロナ禍」によって日本人の「心のワクチン」の不在が顕著になりました。
そのワクチンは、ずばり、春吉省吾の四季四部作・歴史時代小説+「風浪の果てに」をお読みになることです。
冷静な時代認識の長編歴史時代小説の威力で、短編では決してなしえない効能が得られます。また高度成長下の長編時代小説とは、その視座が大きく違っていることに驚かれるはずです。
特に、新刊の「秋の遠音」をぜひ読んで欲しい。主人公吉村春明は、慈悲心と凜とした精神力を持ち、様々な難局に立ち向かいました。読み進めると、外連のない「意思決定」とは何かが判ってくるはずです。歪んだ日本の中で、あなた自身の将来を守るため、春吉省吾の物語は、あなたの「心のワクチン」になるはずです。
現在、四季四部作・第一作の「冬の櫻」の電子ブック化のため、誤字や言い回し、解釈違いを含めてチェックし、全面改訂しています。香港返還の十年前から天安門事件までを活写した「永別了香港」も全面改訂中です。(現在の香港人達の苦悩も、香港返還から始まっている)順次、その他の作品も電子化していきます。 春吉省吾

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また、「ノーク出版ネットショップ」からご購入の書籍は、弊社から、流通、書店、アマゾンなどの多くの工程を踏まず、検品消毒済みで直送致します。
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                               令和2年5月25日  春吉省吾

ノーク出版ネットショップ「春吉省吾の書籍」

新刊「秋の遠音」が、お陰様でようやく上梓されました。四季四部作・歴史時代小説シリーズの最終作品です。何れも春吉省吾「書き下ろし作品」です。シリーズ完成に伴って、ノーク出版のネットショップを充実しました。
「秋の遠音」をはじめ、春吉省吾の書籍はノーク出版ネットショップからお求めください。シリーズ完成を記念して、お得なキャンペーンを実施しております。
また、「ノーク出版ネットショップ」からご購入の書籍は、弊社から、流通、書店、アマゾンなどの多くの工程を踏まず、直送ですから、新型コロナウイルス感染が最も懸念される「手指からの接触感染」、いわゆるモノから人への感染が大幅に軽減されます。
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春吉省吾の書籍は、ぜひ「ノーク出版ネットショップ」 からお求めください。
「秋の遠音」の予約申し込みは4月28日からです。
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          令和2年5月24日      春吉省吾

「秋の遠音」と我々の覚悟  VOL.65

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスの先行きは、徐々に収束するとしても完全に治まることはない。あらゆるツケが、弱者に、それも現場で働く人達にしわ寄せが来ている。医療、介護、物流などの現場の担当者の努力によって何とか持ちこたえている。時間を繋いで、崩壊しないことを祈るばかりだ。
国民を守るための「日本国政府」、都民を守るための「東京都」からは、先行きを示す具体的な数値や指針の発表はない。感染症対策専門家会議の統計的数値も独善的で笑止だ。
求められる政治決断は遅速で「覚悟」が感じられない。このままズルズル国民に甘え、いつの間にか、うやむやになって事は落ち着く。
9年前の3月11日の東日本大震災、直後の東京電力第一原発事故から、政府。官僚は勿論、我々日本人もその本質を学習してこなかった。
マスコミの方向違いの「報道のたれ流し」も「コロナ禍」が終われば、だんまりを決め込む。日本人は我慢強いが従順過ぎる羊だ。「しょうがない」「仕方がない」という民族性の感情を逆手にとってそれを利用している者達がいる。官邸周辺を牛耳る無責任な財務官僚、通産官僚達のしたたかな奴らである。腹が立つ。これは、明治以来の山縣有朋や、井上馨などの汚職の系譜が、戦後も続き、官僚を甘やかした吉田茂に繋がって現在に至っている。日本の迷走は軍閥だけではないのだ。ここを見誤ってはいけない。いつの間にか「歴史」は歪曲された。
しっかりと「言挙げ」しないと、この先何も変わらない。ポピュリズムのいい加減な政党や、宗教政党が跋扈し、はては平和ぼけに一層拍車をかけた似非平和主義者達によって、国力の衰えた日本は、身動きの出来ない、活力のない国に衰退する(すでになっている)。
「命を守るために、日本国民の皆様、都民の皆様、頑張りましょう」とのたまうが、具体策なしで言うのは、誰でも出来る。「命を守る」ことは勿論大切だが、日常の経済活動のサイクルとは、トレードオフの関係なのだ。
私の立場で言える喫緊の声かけは、ただ一つ、「頑張るな」と言うことだ。「頑張らない」事は「諦める」事ではない。不安いっぱいの日本人が、20%も30%頑張ったとして、何処をどうやって「頑張る」のだ。自己哲理を持ち合わせない殆どの日本人は「どう頑張る」というのだ。また「諦める」事は自らを0%に貶めることだ。どちらも的外れだ。

20年前、私が開講した「心身経営学講座」は、中小中堅企業の経営者や承継者の為に「生きるための物差し」を自得してもらうための講座だった。日本人が本来持っていた、しかし、ねじ曲げられてしまった「思想・哲理」を明らかにし、MBAの技法を援用し、日本人に馴染む経営学に仕立てたのだが、当時は十分な理解を得られなかった。今ならどうか……。
それ以後方策を変え、「小説」という素材によって、「歴史を正しく見据え、試練にどう立ち向かい、どのように生きるか」というテーマで、四季四部作・長編歴史時代小説の執筆に取りかかった。短編では、人間の重層的で、不可思議な繋がり、深層の襞は表現できない。
だが、書きおこしの超長編は時間がかかる。上梓しない限り、一切読者の目に触れることはない。こんなにリスキーで金にならない我慢強い「小説家」は日本に私だけだろう。
しかし、いずれ時代は、私の小説の「核」が求められる時代が来る、と信じている。
この先、日本人として、「新型コロナ禍」後の新しい時代を、充実して生きるためには、緩急自在の思想を持たなければ、権謀渦巻く経済社会情勢に呑み込まれるし、従来までの「甘い他力本願」では、給付金を貰っても、借入をしても焼け石に水である。

2008年のリーマンショックを遙かに超える経済、金融、社会活動の地殻変動が既に起こっている。幕末・明治期の変動をこえる事態が、地球上で起ころうとしている。
この危機が面倒なのは、世界の実体経済が金融経済によって、制御不能になってしまったことだ。IMF、世界各国の金融財政担当者、日銀、財務省などの指導者の迷いにある。指針がないのだ。
更に日本が面倒なのは、この「新型コロナ禍」によっても、既得権益は淘汰されそうもないので明治維新よりタチが悪い。明治以来、我々は、自己の思想・哲理を持たないまま、「官」にいいように扱われ、荒野に弾き出されたままで今に続いている。
「新型コロナ禍」をバネにして、日本再興するには、既得権益を変えるしかない。経営で言う、Reengineering(リエンジニアリング)であるが、そこまで腹を括って本当の国家改革を出来る人物が何人いるだろう。上辺の組織改革やITによる業務改革と勘違いしてはだめなのだ。
戦後直ぐ、昭和22年の「教育基本法」も時代に全く適合していない。「思想・哲理・宗教」など、その本質を考えることは忌避された。我々日本人は「考える物差し、生きるための自己哲理の武器」を持たないで、ここまで来てしまった。そんな丸腰で「頑張って」も駄目なのだ。
いずれにしても、今は、大河小説「秋の遠音」を暫し立ち止まって読むぐらいの余裕を持ってほしい。あなたにはリセットが必要なのだ。そこからしっかりと見えてくるものがあるはずだ。そんな覚悟をもって「秋の遠音」を楽しく、じっくりと読んで欲しい。読者に決して損はさせない。
                                  2020年5月10日  春吉省吾ⓒ

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●印刷・製本工場から弊社に直送されたノーク出版ネットショップ扱いの「書籍」は、直接手を触れずに、検品・消毒済みで出荷します。アマゾン・書店など多くの流通過程で発生する多人数の手指接触はありません。
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「秋の遠音」をじっくりと 何度も読んで欲しい VOL.64

コロナ禍がいつまで続くか不明のこの時期に「秋の遠音」の果たす役割は大きいと思っています。私が、僭越にも「秋の遠音」は「令和を代表する『大河小説』たり得る」と、偉そうに言うのも「人倫日用」を当たり前のようにやり遂げた男が、「秋の遠音」の主人公吉村春明だからです。我々日本人一人ひとりが、今、心に留め置くことは、「人倫日用」という日常の暮らしをしっかりと守り、人を人として慈しみ、それを何のてらいもなく実践することです。実はこれほど難しい身の処し方はないのですが、何時の時代もそういう本当の日本人、真っ当な日本人が、日本を支えています。パフォーマンス好きの、二枚舌の為政者ではありません。

主人公、吉村春明を小説にした「秋の遠音」には、生きる喜び、悲しみ、突然の天災、出会いと離別、愛と信頼、友情など、人生のあらゆることが全て詰まっています。どうぞ、どうぞ「秋の遠音」をお読みください。
吉村春明のネバーギブアップがあなたの心の襞を柔らかくするはずです。人は「生きてこそ」です。そして、日本人は素晴らしい、その日本人であるあなたも素晴らしいと思うはずです。

「秋の遠音」は長編、重層的な筋立てであるからこそ、人間の機微が細やかに描かれ、日本の本当の歴史が描かれます。大河小説とは「一個人や一群の人々の生涯や歴史を、時代の流れとの関連のなかでとらえていこうとする壮大な長編小説」と定義されています。
多くの日本人が「秋の遠音」のような、長編歴史時代小説に馴染んでほしいものです。

これまでの幕末から明治初期を題材にした歴史小説は、「幕末」から「明治初期」の一番大事なところが曖昧に分断され、あるいは意識的に「暗部」が消されてしまっています。「幕末」と「明治」は連綿と続いているわけで、作家の責務として、勝者の歴史でなく、敗者の怨念にも偏しない、時代の大きな変動と、流れを、後世にきっちりと伝えなければなりません。
それが「秋の遠音」という大河小説です。
私が十数年かかって「秋の遠音」に取り組んだ理由です。
「秋の遠音」の主人公、吉村春明は冷静な状況判断と、優れた実践スキルをいかして、常に現場の第一線に立ち続けた男です。令和の時代に、吉村の生き方は、再確認され、輝きを持つはずです。          2020年 5月1日  春吉省吾ⓒ          ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
春吉省吾の書籍は、ぜひ「ノーク出版ネットショップ」 からお求めください。
「秋の遠音」の予約申し込みは5月1日からです。出荷は5月15日からです。アマゾンからの出荷は6月末です。「四季四部作完成記念セット販売」は、ノーク出版ネットショップ限定です。
消費税・送料込みで上・中・下、6500円です。(ちなみにアマゾンは6820円)
〈通常の「長編時代小説」(原稿用紙400枚程)6冊分と比較して、高いか安いかは、各自ご判断を!!〉
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感覚を研ぎ澄ませて、新しい「視座」を考える……。VOl.63〈秋の遠音・4月末より予約開始〉

令和2年4月も三分の二が過ぎてしまいました。皆さんお元気ですか。精神的にも肉体的にも忍耐が続きますが、「新型コロナウイルス禍」に負けることなく、心身共に余裕を持ち、一日を楽しく暮らしていきましょう。こんなことでめげてはいけません、ストレスを上手に回避していかないと、長丁場は持ちません!!

さて私事ですが、2月から昨日深夜まで、5月中旬に弊社ネットショップから販売予定(書店やアマゾンは6月以降になります)の「秋の遠音」上・中・下の最終作業をしておりまして、一日13時間、机に座りっぱなしの生活を続けています。但し、週2回の食材の買い出しと、日課の散歩と弓の素引きと、居合いのシャドウ稽古は気分転換にやっています。
独りで坐って作業をするのは、十数年なじんでいますから、「外出規制」でも、苦痛は感じません。作家の執筆活動から、校正・校閲、冊子デザイン、DM、しおり、ネットショップの増設等々、それらは全て自分で計画し、実施・管理・意志決定しない限り先に進みません。
勿論、全て「出版費用」は先出しですから、コロナ禍で、大変な思いをしている、中小企業、個人店主の大変さはよく分かります。私も、中小・零細企業の経営者の立場で、そういう修羅場を何度も経験してきました。そして今、「生きています」。
2011.3.11の大震災、私の地元福島市で、祖父からの会社を一社持っていましたが、東電の原発事故で、突然収入が〇になりました。いま、コロナ禍で起きている事と全く同じ事が、9年前に起きました。
東電からの保証金も何れ税金になるとの「善意」から、控えめに申請しました。しかし、結局のところ国や行政は助けてはくれませんし、「他所」を当てにしては何も解決しません。
私自身、経営戦略策定や、イベント設営、実施運営の経験を生かして、「心身経営学講座」を20年前から3年間主宰していましたので、突発事項にどう対処するかという事はある程度予測、準備はしていたのですが、実際経験してみると大変なことだらけでした。
その経験と「心身経営学」の一部を纏めて2011年に上梓したのが「経営の嘘」です。
その冒頭に「先ず腹を括れ」そして「決して首を括ってはいけない」と、最初の章に書きました。
「努力は報われるか」「企業は潰れる」しかし「絶望の淵からどんなことがあっても我々は生きなければなりません」と記述したこの書は、自分自身を鼓舞するために書きました。

当時の「原発の風評被害」はひどいものでした。今もコロナ患者に対して、人の道に反するような、言動を吐く卑怯者がいます。彼等はろくでもない生き方しかしてこなかった人達です。そういう人間に限って「自己中」の権利ばかり主張する人間です。中年・老人の中にも、目に余る買い占めをしたりする日本人が多いのは残念です。
新型コロナ禍が恐ろしいのは、「いい加減なことをして感染した者が、真面目に暮らしている方に移してしまう」という実に厄介なウイルスです。
真摯に生きている人間が、どうにも割を食う世の中ですが、これは、今に限らず、大昔からあった事です。悔しいけれど、身を切るような決断をしなければならないこともあります。ただ、こういう時期には、体も心も「虚」になっています。くれぐれも、甘言に釣られるようなことがないように、気を引き締めて、ゆったりと生きましょう。こんな時、決して頑張りすぎてはいけません。(かく言う私もこのところ頑張りすぎです。反省しています)
四季四部作・長編歴史時代小説シリーズ最後の「秋の遠音」の、最後の最後の校正をやっと終えましたので、こうしてブログを書いています。
その間、新型コロナ関連の報道を丹念に見ていました。最初はいろいろな情報を追い求めましたが、いい加減なコメントが多く、腹が立ち、不安を増幅するので止めました。
何故かというと、この武漢由来の新型コロナウイルスの①病理的特性、それが及ぼす②経済的影響、そしてそれに対する、③政治的な施策、行政の方策、そして、それに対する④我々の対応と覚悟など、メディア・報道は、それらをバラバラに語るだけですから、腹が立つわけです。
例えば「新型コロナの病理的特性」などは海外の論文などを検索し、医師達の研究成果などを調べて新型コロナとはこういう奴だとはっきりとわかりました。しかし、現在のところそれに対する対処・克服法は「わからないということがわかった」ことです。
金融・財政政策に関して、これまで否定的であったドイツやアメリカが、MMT理論を援用し、どんどん「お札」を発行しています。日本の財務官僚、日銀は「コロナ禍」に対して、認識が甘く、腰が引けています。尤も、IMF(International Monetary Fund、国際通貨基金)の声明なども「?」と思うほどで、論旨がぼけています。
財務官僚の圧力で、意志が定まらない、ボケの「日本政府」ですが、何れ、落ち着いたら次作の「ダブルスタンダード」で、コロナ禍後の世界を予測しつつ、私の実践哲理とその背景を記載します。「哲理・哲学の明確な意志を持って」このコロナ禍に対処する事が必要なのですが、与党内で肚の坐った「次期総理候補」はいないのですかね……。
これからの政治を志す方々には是非私の「秋の遠音」を熟読される事をお勧めする。
尤も、本当に読んで頂きたいのは、次世代の厳しい環境を担う、若い方々です。その理由は「秋の遠音」のあとがきの一部をお読み頂くとわかります。

〈あとがきより〉
(前略) 「秋の遠音」の主人公、吉村春明(土肥助)は、陸奥下手渡、筑後三池、江戸と行き来し、若年寄に就任した藩主種恭に常に扈従することで、視野が大きく広がりました。
春明は、様々な風土に暮らす人々、過激な攘夷志士、藩政改革者、老中若年寄などの幕閣、古河市兵衛などの新興商人、穢多非人など多階層の人達と接し「人間」を冷静に観ることを学びました。
そのような主人公の存在を知り、物語を創作できたことは作家春吉省吾にとって僥倖でした。
春明は、儒者佐藤一斎から「平凡に生きよ」と言われたことを忠実に守り、その一生を生ききったのですが、実は激動の真っ只中に身を置き「平凡」に生きることがいかに難かしいか……。
春明は自分の能力を当たり前と思っているのですが、その能力は希有なものです。
人倫を全うして生きる為には、人間中心の卑近で日常的な暮らしの中で、人を人として慈しみ、それを何のてらいもなく実践することです。実はこれほど難しい身の処し方はほかに無いのですが、何時の時代もそういう人達が日本を支えていたのです。
軽薄な知識人や、我欲の為政者が「日本」を作り上げたのではありません。これまでグローバルという名の下に、何とか機能していた「人」「モノ」「カネ」そして「情報」が、制御不能に陥っています。新型コロナウイルスの世界的蔓延によって医療崩壊となり、世界の経済活動が分断・破壊され、政府・行政、企業組織をはじめ、IOC、WHOなど、権威ある機関と称される組織もいい加減であることが顕在化しました。化けの皮が剥がれたわけです。権力を笠に、 策謀や二枚舌を弄する自己保身の指導者が、世界中に何と多いかと愕然とします。
新型コロナウイルスの蔓延は、初動を誤った「人災」です。この危機に我々はどう想像力を働かせ、人倫に基づいた意志決定をすべきなのか。日本の、世界の、人類の「近未来」が問われています。善後策を短絡に求めようとすれば、同様の危機はまたぞろ繰り返されます。
「今の時代、『秋の遠音』のような長いの書いたって、誰も読まねえよ。読むのも疲れる」
この言葉が今の日本の空虚な心を現しているとすると、日本人の民力はあまりにも情けなく、自分の能力を勝手に狭めて過少評価しています。
世界(地球と言ってもいい)と一人ひとりの日常は、我々の想像を遙かに超えて、複層的、重層的に絡み合っています。結果を簡単に求め過ぎ、細切れの表象だけをみても、不安に苛まれるだけです。
「秋の遠音」では、歴史に隠れている「事の本質は何か」という、哲学・哲理の明確な意志を物語にしました。この小賢しく世知辛い世間を生きるため、我々は今のままでいいのかと 「本気で考える時」が、令和のまさに今、この時なのです。
「秋の遠音」の主人公、吉村春明の一生を通して、自己を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
(後略)〈あとがきより〉

この厳しい時代をどういきるか。「秋の遠音」の主要テーマは、
「裏切りと我欲渦巻く混沌の時代に、春明(秋の遠音の主人公)は家族を愛し、友を信じ、人生を悠悠と生ききった」
というものです。この小説のメインテーマはそのまま「令和の今、真の人倫とは何かと問う、日本の『大河小説』遂に誕生」ということになります。
実は今回の「新型コロナ」の一番恐ろしいことは、従来の思考と行動を根本から、機能不全にしてしまう厄介なものです。新型コロナがひとわたり落ち着いたあと、我々の生活は、根底から変わることを余儀なくされます。それは社会システムが変わることは勿論ですが、そこで生きる我々に「あなたはどのようにあなたの人生と向き合うのですか」
と厳しく問われていることだと思っています。その新しいシステムは、取り立てて奇抜な中にはありません。冷静に世界を観察し、自分の視座を定めることです。そしてそれは人を慈しみ、人倫日用の生き方の中からしか生まれません。吉村春明は最後まで第一線の「現場」で、自分自身と向き合いました。
作家春吉省吾は、その全てを「秋の遠音」の中に描いたつもりです。
社会は、常に「現場」の中でしか変えることは出来ません。コロナ医療の最前線で、危険と向き合い戦っている「現場」の医療関係者の方々に、最大の敬意を表して、この文を終えます。
2020年 4月20日  春吉省吾ⓒ          ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
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「秋の遠音」人生を柔軟に生きるために

主人公吉村春明は点を線に「縁」に充実の一生を生きた。一般販売に先立ち、ネット販売は5月後半に開始します。4月30日よりネット予約を開始します。原稿用紙2600枚、春吉省吾渾身の書き下ろし、上・中・下巻。「ノーク出版ネットショップ」より特別価格でお求め頂けます。

「秋の遠音」四季四部作遂に完結

主人公吉村春明にはたして「明鏡止水」の境地はあるか。一般販売に先立ち、ネット販売は5月後半に開始します。4月30日よりネット予約を開始します。原稿用紙2600枚、春吉省吾渾身の書き下ろし、上・中・下巻。「ノーク出版ネットショップ」より特別価格でお求め頂けます。

「秋の遠音」をぜひ読んで欲しい

主人公吉村春明は人間を冷徹に観ることを学んだ。一般販売に先立ち、ネット販売は5月後半からです。4月30日よりネット予約を開始します。原稿用紙2600枚、春吉省吾渾身の書き下ろし、上・中・下巻。「ノーク出版ネットショップ」より特別価格でお求めください。

「秋の遠音」日本人の必読書

遠く分断された弱小藩の行く手には、如何なる試練が待ち受けているのか。一般販売に先立ち、ネット販売は5月後半から開始いたします。4月30日よりネット予約を開始します。原稿用紙2600枚、春吉省吾渾身の書き下ろし、上・中・下巻。「ノーク出版ネットショップ」より特別価格でお求めください。

令和の今が求める大河小説

幕末・明治前期の混沌とした時代、主人公吉村春明の活躍を描く。一般販売に先立ち、ネット販売は5月後半開始です。4月30日よりネット予約を開始いたします。原稿用紙2600枚、春吉省吾渾身の書き下ろし上・中・下巻。「ノーク出版ネットショップ」より特別価格でお求め頂けます。

「大河小説・秋の遠音」遂に誕生

物語は筑後三池と三百七十里も離れた陸奥下手渡の地から始まった。一般販売に先立ち、ネット販売は5月後半から開始します。4月30日よりネット予約を開始します。原稿用紙2600枚、春吉省吾渾身の書き下ろし上・中・下巻。「ノーク出版ネットショップ」より特別価格でお求め頂けます。

令和を生きる皆様へ「秋の遠音」を読んで欲しい VOl.62

2020.2.8。名古屋から豊橋経由で、豊川稲荷へ。土曜日の昼、新型コロナウイルスの影響だろうか人通りは少なかった。

2020.2.8。通称「豊川稲荷」の開山は1441年曹洞宗の寺として開創されたと言うから、まだ新しの173年前、寒厳禅師が宋からの帰りに、白狐にまたがる霊神が海上に現れ、い。開山守護したという。まさに神仏混合の典型の寺社である。

2020.2.8。霊狐塚のお狐さんの石像。こうして並んでいると圧巻だ。

2020.2.8。豊川稲荷の近くにある徳城寺。本堂の裏には弘法大師ゆかりの「錫杖井戸」があった。早咲きの櫻が咲いていました。

2020.2.8。徳城寺の櫻は、この日もう咲いていた。この時期だと梅の時期なのだが。

本文

令和2年2月4日の深夜、四季四部作・長編歴史時代小説「秋の遠音」を遂に脱稿しました。
構想から資料集め・取材・執筆と十数年かかりました。膨大な時間とコストを費やしました。
大げさに言えば、あらゆる事を犠牲にして仕上げた作品です。四百字詰め原稿用紙で、2600枚ほどです。
「秋の遠音」は、新聞小説のように毎日細切れに読者に発表し、終了後に加筆修正し単行本にするという作品ではありません。全編「書き下ろし」ですから、最後の一行を措くまで、読者の目に触れることは決してありません。作家春吉が「脱稿した」と納得しなければ、コピー用紙(原稿用紙)に書かれた単なる文字の塊として埋もれてしまうだけです。
今は全快しましたが、2年前に病気をしたこともあり、未完のままに終わったら……、という気持ちと常に戦ってきました。
「決して焦らず、自分にしか書けない作品に仕上げよう。万一、完成しなければ、それだけのことだ。それもまた天の差配だ」と腹を括りました。
不思議なもので、そういう心境になると様々な資料が、向こうから飛び込んで来ました。
作品中の主人公をはじめ登場人物の位置がピタリと収まり、バラバラになっていた時空間が繋がり、作中の人物達が際立ってきます。
いわゆる「作中の人物が、勝手に動き出す」という新たなゾーンに入ります。
そうなればしめたもので、作家は恣意性や小賢しさを押さえ、澄んだ水の流れに浮かぶ花びらをそっと掬い取っていけばいいわけです。ただそうはいっても、完結させないことには「物語」として、読者に読んで貰うことはできません。ここ数ヶ月、はやる心を抑え作品を仕上げました。

「秋の遠音」は幕末から明治初期の日本の叙情を丹念に描きました。里村の原風景、四季の移り変わり、自然の厳しさと美しさ、江戸・東京の変遷と庶民の暮らしを楽しんでください。また幕末・明治の思想といわれる水戸学をはじめとした尊王攘夷論の外に、今は忘れ去られた思想・提言を作品に組み込みました。開国以来、激変した経済活動、豹変する政治行動も、作家春吉の視点で記述いたしました。
幕末・明治以降、品格の無い指導者達は、かくも業が深く、浅はかだったのかという思いをあらたにすると同時に、歴史に名をとどめない者達が、真の人倫を支えていることが際立ちます。そこに焦点を合わせた「秋の遠音」はまさに「大河小説」と言うにふさわしい物語です。
戦後、吉川英治、中里介山、山岡荘八、海音寺潮五郎、司馬遼太郎、吉村昭(敬称略)をはじめ、きら星の如くそれぞれの時代を先取りした作家達が、我々日本人に優れた長編歴史時代小説を残してくれました。
この「秋の遠音」は、春吉省吾が令和の時代を生きる方々のために記述した「大河小説」です。 しかし、「今の時代、そんな長いの書いたって、誰も読まねえよ。読むのも疲れる」
この言葉が今の日本の、日本人の民力です。
SNSから発信される「脈絡のない細切れ言葉」や、情緒押しつけの「私小説」に毒され続けると物事をきちっと判断し、取捨選択する能力は衰退し、独善に陥ります。自分の頭で物事を考えないのだから、その渦に巻き込まれてしまうのは当然です。結果、いつも追い立てられ、短絡的で「直ぐキレ」る心情を持つ人が増えています。マス・メディアはその意識をさらに煽り、疲れさせ、挙げ句の果てに簡単に切り捨てます。
春吉省吾が大きなリスクを負い、「四季四部作・長編歴史時代小説」を創作し続けたのはまさにここにあります。
私たちはこの先、否応なしに、答えの無い複雑な世界に立ち向かわなければなりません。
時代は事の本質を自分の意志で観(み)る必要に迫られています。文字を追い、重層的な筋書きの作中の人と人との繋がりを追って、想像力を豊かにすることは、この時代、とても大切なことだと思っています。
私はそういう意識で、令和の大河小説として「秋の遠音」を書きました。そしてこの作品を世に送り出せることを作家として誇りに思います。

ここ1~2年、旅行や研修会、昇段・昇格審査、私の講演会の日を除くと、土日、正月盆もなしで一日12時間、机にかじりついて「秋の遠音」の執筆は勿論、学生時代よりも真剣に、哲学・宗教、経済学(最新の哲学理論、金融理論など)の書籍を読んでいます。働き方改革とは真逆な生き方をしていますが、私なりの使命感を持っていますので実に楽しいものです。
「答えの無い世界に立ち向かうために」我々はどう考え、どう行動すれば良いかと考えています。
四季四部作・長編歴史時代小説をはじめ、これまで上梓した哲理的随筆と、現在構想中の「ダブル・スタンダード」の随筆と、新たに執筆が始まった中編時代小説シリーズ「初音の裏殿」に共通する思想は、内容の硬柔、長短にかかわらず一貫して変わりません。

「秋の遠音」を上梓すれば、四季四部作・長編歴史時代小説の全てが完了します。
「冬の櫻」(上・下)〈2011.8発刊〉、「春のみなも」(上・下)〈2014.5発刊〉、「夏の熾火」(上・下)〈2015.11発刊〉、とあわせてこのシリーズは完了です。加えて幕末・維新長編時代小説「風浪の果てに」を2017・3月に発刊しました。春吉省吾が、校閲、校正を含めて全て独りで作業し上梓したので、初版は誤字脱字が多く、ご迷惑をおかけしました。改定再版では全て修正します。
〈誤字脱字については、忸怩たるものがあります。しかし、取材、資料収集、執筆、編集、校正、印刷・製本指示、PR作成、販売交渉、注文処理、発送と全て何十人分を独りで処理したてきた自分自身を褒めてやりたいと思っています。作品の質は当然のこととして、今までも、これからも、こんなことをする「作家」は、日本人で私だけだと自負しています。〉
「秋の遠音」(上・中・下)の上梓は、 5月の上旬を予定しています。 主人公、吉村土肥助(後の春明)が生まれる21年前の文化3年(1806年)から、吉村春明が 亡くなる明治25年(1892年)まで、幕末・明治初期を含む「激動」を描いた物語です。令和に贈る春吉省吾の「日本の大河小説」をお楽しみに。
2020年 2月27日  春吉省吾ⓒ          ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
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