「秋の遠音」読者の方々からの感想〈その1〉

●今から丁度6年前、下手渡取材の後、「つきだて花工房」に立ち寄って、一風呂浴び、帰る前に、駐車場から周囲の山並みを望む。

●今から4年4ヶ月前、取材で長崎から鳥栖経由で大牟田へ。JR特急「白いかもめ」の車窓に広がる「有明海」。

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既にお読みになった方、読み始めた方などから、お便りを頂きましたのでその一部をご紹介いたします。(掲載文は「部分」のご紹介です)
●立花種恭公の御子孫 立花種則様
「早速に読まさせて頂きますが全1260余頁、時にはその歴史的背景も学びつつ頁を進め、時には頁を戻すなどすると思いますのでゆっくり、じっくりと時間をかけることになると思います。
なお、登場人物紹介のなかに三池や下手渡などでお会いした方々のご先祖さまのお名前もあり、当家の先祖方を含めいろいろと思い巡らすこともあるかもしれません」(上梓できてホッとしています)
●一番最初に読了された 佐藤嘉一様
「まさに令和の時代を代表する感動的な大河小説に酔いしれました。先ずは心から御礼と感謝の意を申しあげます」(筆者としては、こそばゆい賛辞ですが、次の作品の励みになります)
●氏家与志生先生(神奈川の弓道の先生で、教士審査の控え室で偶然に隣となって、お母様が川俣出身と知りました)
「川俣で育った母は四季シリーズの三作を読み終えてから心待ちにしていた作品だけに、本が届いてから時間を惜しむように読んでおります。川俣が出たよ、小島だよ、と言っては喜んでいます。
私も母が読み終わってから読ませて頂きます。一昨年の秋に、両親を川俣の父方の叔母の見舞いに連れて行った際に、下手渡を車で通った事を思い出しました。その風景を思い出しながら読んだら楽しいかと思っています」(弓道教士の審査、お互いに頑張りましょう。しかし、今年は開催されるのかな?)
●屋山家の国家老、屋山外記の御子孫、漫画家で作家の屋山ひろし先生
「それにしても構想から資料集め取材、執筆と10年以上の歳月と費用をかけて完成までこぎつけた、その粘り強さ、決してあきらめない、放り出さない精神力に脱帽です」(屋山先生とは、義兄岩見政弘氏の紹介で10年前に、下手渡藩国家老屋山家の御子孫として紹介されたことを思い出します。86歳になられ、週4回人工透析をされておられるようですが、お元気で月一回福島県民紙の、福島民友新聞に「ややまひろしのろう漫日記」を連載されておられます)
●下手渡自治会長・渡辺好宏様
今から2年9ヶ月前、「秋の遠音」がまだ未完の時に、月舘町下手渡の「交流館」で、講演会をいたしました。この度、ようやく完成したことをお知らせすると、下手渡をまとめ、多くの方々にご購入頂きました。
「類い稀な長編歴史小説の完成には、先生の並々ならぬ信念が伝わって参ります。先生の目にとまり、片田舎の小さな小さな下手渡の存在が、全国にひろく知れ渡るとおもうと、とてもウキウキ、嬉しい気持ちが込み上げてきます。このような機会を頂いたことに深く感謝申し上げます」(こちらが恐縮してしまうほどですが、とにかく完成して良かったです)
●6日5日に福島民報社(福島県の2大県民紙の一方の雄です)の高橋雅行社長様からお電話をいただきました。ご夫婦で下手渡にいかれたことや、小手姫伝説などのお話をいたしました。西日本新聞社(福岡本社の新聞社)にも知人がおられるようです。PRよろしくお願いいたします。
(「秋の遠音」が縁で、伊達・月舘下手渡と大牟田の交流が太くなればいいですね。実は「秋の遠音」の中で、主人公吉村春明の4つ下の幼なじみの森泰(脩)は、破天荒でやんちゃな人物として描きました。印象の深い人物です。維新後、泰は自由民権運動に傾倒し、藤井孫次郎という人物と2人で、「福岡日日新聞」を創設します。現在の「西日本新聞」の元になる新聞社です。まさに、人間の縁はいろいろなところで繋がっています。「秋の遠音」下巻の372ページ参照)
◆「縁」と言えば、古河市兵衛(古河財閥の創始者)が、幕末に福島町(現在の福島市)で活躍しました。「秋の遠音」の主要人物の一人です。私がこの小説に取り上げなければ、埋もれてしまった事実です。これまで「井筒屋」「小野組」「古河」の関連を結びつけられなかったのでしょう。
◆その古河市兵衛の下で働いていた、清水清助という人物がいます。「秋の遠音」に登場しますが、この人物は、白河の「白清館」という製糸工場を創設した人物です。その妻が「みす」といって、河井継之助の母方の従姉妹です。河井継之助は西軍との戦いで長岡を荒廃させた戦犯として、戊辰戦争後、それを恨む者たちによって、墓石は何度も倒壊されました。一族に連なる者達は追われるように長岡を去りました。司馬遼太郎氏の「峠」などには決して書かれない、いたたまれない「負の歴史」です。人間の歴史はきれい事では済まないのです。
私の妻の母方の実家はこの「白清館」清水家の出で、清水清助は曾祖父、みすは曾祖母ということになります。長岡の郷土史家に尋ねても、そこまでは判明しませんでした。実子がいなかった継之助なので、血筋は大分薄くなっていますが、継之助と繋がっていることになります。
歴史は、表層だけでは判りません。だから、面白いのですね。それらを発見し、繋げていくのが、歴史・時代作家としての醍醐味です。 令和2年6月9日  春吉省吾
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「秋の遠音」本文中の誤字等は、随時上記HPの「新刊予告・執筆活動」に記載いたします。

「秋の遠音」はノーク出版ネットショップから!

 

弊社ネットシヨッブから購入された読者の第一号として5月27日に、読後感を頂きました。ご紹介させて頂きます。
「春吉省吾先生
有難うございました。まさに令和の時代を代表する感動的な大河小説に酔いしれました。
先ずは心から御礼と感謝の意を申しあげます。」
作者にとっては、ありがたいの一言です。こちらが感謝です。

5月26日に「秋の遠音」の上・中・下巻の写真をアマゾンにアップいたしました。当社からの出荷は6月の下旬になります。春吉省吾の作品群は、大きな出版社から上梓していれば、忽ち話題になっているはずですが、零細出版社(者かな)なのでそうはいきません。

「秋の遠音」を、多くの方にお読み頂くために、広く告知をしたいところですが、大手メディアに献本する意志はありません。かつて、大手新聞社・出版社にそうしたところ、2週間後に、アマゾンの中古本として出品されていたのにはびっくりしました。メディアと出版流通とのとんでもないサプライチェーンで、ズブズブのようです。日本「文芸村」の狭量な弊害でしょう。なんとも「見識」の欠片もない集団です。まあ立派な方もおいてでしょうが……。日本の文学・評論の世界は残念ながらこの程度です。

私、春吉は「秋の遠音」の主人公の吉村春明のように、慈悲心と凜とした心を持ち、地力でじっくりと「日本文化の縁」を作っていきたいと思っています。
読者の口コミだけが頼りです。よろしくお願いいたします。

                      令和2年5月29日    春吉省吾
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「秋の遠音」は日本人の心のワクチン  VOL.66

今回はその1ということで、内容は概論になるので、あらかじめご了承ください。
中国由来の新型コロナウイルスは「秋の遠音」のあとがき(3月15日・記)に「人災」であると書いたが、まさにそれは正鵠を得ていて、時間が経つにつれてそれは一層明らかになった。
このウイルスの正体が何も判らず、ワクチンもない「恐怖」から、世界中が右往左往して今に至っている。その影響の深刻さは、まだ始まったばかりだと覚悟しておいた方が良い。

この「コロナ禍」によって、否応なしに「パンドラの筺」があけられてしまった。日本は勿論、中国の唖然とする態度を始め、世界各国のあらゆる人間の闇、権力闘争の入り組んだ多くの謎が判ったことも多数あった。(次作の哲理的随筆集「ダブルススタンダード」に記載します)
人間とは、まさに「我・欲」の塊であると痛感する。同時に、拙著の「秋の遠音」の主人公、吉村春明、「春のみなも」の女主人公、福本(長谷川)初、「冬の櫻」の圓城寺彦九郎のように、慈悲心と凜とした精神力を持っている日本人もいることを改めて感じている。
そういうことを前提に話を進める。
今回の「コロナ禍」に限らず、災害や疫病、社会の大変動時には、どんな時代も、社会的弱者から犠牲になる。だから彼らへの支援策こそが、社会を社会ならしめる最も必要な措置で、それも迅速に行わなければならないのだ。今回の「新型コロナ対策」の政府の対応や首長達の、実行力、普通に持たなければならない筈の想像力の欠如は目を疑うばかりだ。

「秋の遠音」にも記載したが、幕末、各藩は日頃からの飢饉にそなえての囲い米の提供、迅速な施粥などを行った。藩主以下重臣にそれなりの人物がいれば、藩単位のセイフティ-ネットが機能していた。それでも、天明、天保の大飢饉は、米本位制経済の限界で、併せて100万人以上の餓死者数を出した。(天明90万人、天保10万人というが、正確なところ判っていない)
ただ記憶にとどめて頂きたいのは、飽食の現代日本でも餓死者は毎年十数人いるのだ。
しかし流行病には手の打ちようがなかった。
コロリ(コレラ)は、幕末の江戸では、24万人の死者を出した。
今からおよそ100年前のスペイン風邪は、日本国内の人口、5千600万人に対し、死者が、第一次、第二次、第三次感染の死者数をあわせて約39万人。
第一回流行(1918.8-1919.7)感染者:2116万人 死者:25万7000人 死亡率:1.22%
第二回流行(1919.10-1920.7)感染者:241万人 死者:12万8000人 死亡率:5.29%
第三回流行(1920.8-1921.7)感染者:22万人 死者:3600人 死亡率:1.65%(内務省)
いずれも、残念ながら人類の知恵では解決できず、全て、成り行き任せ、天頼みであった。
人類の歴史上、ウイルスなどの感染症の殆どは撲滅出来ない。撲滅したのは天然痘だけである。WHOが天然痘撲滅宣言を行ったのは1980年、今から40年前の事である。天然痘患者は古代エジプトから存在し、3千年とか4千年ものあいだ人類を脅かしてきたのだ。

ウイルスの根絶は、現代の科学を以てしても出来ない。だから専門家は、人知の及ばざる現象や病気の科学的手法に対しては常に謙虚でなければならない。勿論、100年前と違って、ITの活用・ビックデータの分析統計などのテクノロジーは進歩したが、そのデータに勝手な解釈を加えてはいけない。結論ありきのデータだけを選び、その仮説と相反するデータ無視をするというやり方は厳しく戒めなければならない。三流の科学者、政治家、人間がそれを意識的に、あるいは浅学の故に実施すると国家は著しく混乱し、疲弊する。全て必要なデータを明示し、間違ったら、きっぱりと間違いましたと訂正する勇気が、科学者に、指導者に、いや人間全てに求められる資質だが、それが出来れば「新型コロナ禍」の被害は今よりもっと少なく済んだ。だから中国での発生からその後の隠蔽措置を許せないのだ。確かに新型コロナウイルスは怖いが、「コロナ禍」は、全て人間の保身と我欲から生まれる。それを利用した政治家によって「禍」が更に拡がり、社会が疲弊し再生不能になる。いい加減な「腰だめの数値」に誇張され、捏造、隠蔽されては、国民はたまったものではない。

さて今回の新型コロナウイルス感染対策の本来の緊急事態宣言の意味は、医療危機の山をずらし、本来助けられるコロナ患者を救い、癌や心臓病や緊急対応しなければならない患者の処置に支障をきたさないためであったと、私は記憶している。
日本の場合、PCR検査を増やそうが、抗体検査をしようが、抗原検査をしようが、今では余り意味がなくなった。じっくりと先を見据えて検査体制を作って貰いたい。そして、決して誤解しないで貰いたいのは、ウイルスの感染は、集団免疫によって完全に収束するものでもない。
更に、「マスコミの刷り込み現象」で、緊急事態宣言の「自粛」解除は、収束の期間だと思い込んでいる日本人が多いが、それも全く違う。この先1年、2年で収束するものではない。
「今までの生活が出来ない」と言うことだ。過去のウイルス感染は、どうして収束したのかと調べれば、いつのまにか未解明のままふんわりと収束する。これは歴史が証明している。
ウイルスは実に賢く、一端矛を収めるが、また変異して蔓延する。その対策はそう簡単ではない。

NHKはじめ、民放のニュース、ワイドショー、報道特番は「今日の感染者は何人」とか、「何%の外出自粛率に留まっています」と朝から晩まで繰り返す。8割自粛という腰だめのはずの数値を固定して、それに従わない者を批判する口調で話す一方、売り上げが9割減の店主の繰り言も報道する。こういう形で知らない間に、不安を増幅させ「民意」が形成される。実に危険だ。日本人は、自分の頭で考えることを放棄してしまったようだ。情報を流す側の彼等は、給与や報酬が担保された立場だ。「弱者に寄り添って」など口に出しても、よほど物事の本質を掘り下げて話さないと、画面を通して、そのいい加減さが直ぐバレてしまう。「浅いな~」。
驚くべきは、東京都の「重症者病床使用率」を2倍に水増し発表しいてたという。基礎データの意識的改竄だ。(5月6日の、コロナ患者の入院者数は2,974人と発表したが、実際はその半分の1,511人ということが判った)東京都の小池知事が知らないはずはない。ひどいものだ。「気を緩めないとまたもとの戻ってしまう」とは、誰でも言える。しかし為政者として、一番やってはいけない事をしてしまった。これに対してマスコミも殆ど発表していない。

「収束が見えてくる」と、政府、東京都、マスコミはこぞって、今までの発言を、少しずつベクトルをずらしながら、本質をすげ替えていく。それは既に始まっていて、結局のところ誰も責任をとらない。インフラの崩壊や、社会的生活の過剰なまでの制限で、多くの犠牲者は残されたままである。たまったものではない。
緊急事態宣言のその後はどうするのかという「青図」など端からないのだ。無能だ。為政者の保身の決定を続けていたら、国民は社会的窒息死になってしまう。これまで「STAY HOME」の名の下に、外出禁止を強要したが、実は余り意味がないという「論文」もある。
社会の動きを観て、その本質は何かと常に、自分の頭で考え行動することこそ必要だ……。
今、義憤に駆られ、このいい加減さをどうしてやろうかと、多くの日本人が思っているに違いない。しかしその方に問う。あなたは、持続的に戦うための心の武器を持っているか? 
あなたは、国民を平気で欺く政府・行政を、批判の批判しかできない野党や、一言居士のアホな知識人(と称する)に対し、矜持を保ち、凜と生きる為に長期戦略を持っているか?
決して挫けずに永続的に戦えるか?
慈悲心と仁愛の精神を心に纏い、「俗」に対抗するためには、短絡的な、一時的な感情では挫けてしまう。社会を変革する力には決してならないのだ。経済的な自立も必要だ。20年前「心身経営学」講座をそういう趣旨で設立した。しかし3年で挫折したという深い自戒もある。
我々は、汚辱に汚染され、複層に繋がりあっている社会で、押し引き自在の生き方をしなければならない。残念ながら、現在、殆どの日本人にはその免疫がない。いわばワクチンがないのだ。 そのワクチンが、春吉省吾の四季四部作・歴史時代小説+「風浪の果てに」である。
冷静な視点の長編歴史時代小説の威力である。短編では決して出来ない効能だ。
新刊の「秋の遠音」の主人公、吉村春明の一生をぜひ読んで貰いたい。この難局に、外連のない「意思決定」とは何かが判ってくるはずだ。
新型コロナウイルスのワクチンがこの先開発されても、数十万円(ひょっとして百万円以上)で、庶民には手が届かないし、日本に入ってこないこともある。新型コロナ禍に過剰な間違った対策をとる前に、春吉省吾の長編小説を読んで欲しい。数千円であなたの心のワクチンになるはずだから。(次回に続く) 
                         2020年5月26日  春吉省吾ⓒ
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春吉省吾の新刊 「秋の遠音」は、ノーク出版ネットショップから、上・中・下セットで特別価格で販売中です。 (アマゾンへの出荷は6月20日以降になります。)
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新刊「秋の遠音」の本文中の「修正箇所」については、恐れ入りますが、上記ホームページ「新刊予告・執筆活動」からご確認ください。

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「秋の遠音」をはじめ、春吉省吾の書籍はノーク出版ネットショップからお求めください。四季四部作・歴史時代小説シリーズ完成を記念して、お得なキャンペーンを実施しております。 
さて、新型コロナウイルスのワクチンの開発が急務となっていますが、「コロナ禍」によって日本人の「心のワクチン」の不在が顕著になりました。
そのワクチンは、ずばり、春吉省吾の四季四部作・歴史時代小説+「風浪の果てに」をお読みになることです。
冷静な時代認識の長編歴史時代小説の威力で、短編では決してなしえない効能が得られます。また高度成長下の長編時代小説とは、その視座が大きく違っていることに驚かれるはずです。
特に、新刊の「秋の遠音」をぜひ読んで欲しい。主人公吉村春明は、慈悲心と凜とした精神力を持ち、様々な難局に立ち向かいました。読み進めると、外連のない「意思決定」とは何かが判ってくるはずです。歪んだ日本の中で、あなた自身の将来を守るため、春吉省吾の物語は、あなたの「心のワクチン」になるはずです。
現在、四季四部作・第一作の「冬の櫻」の電子ブック化のため、誤字や言い回し、解釈違いを含めてチェックし、全面改訂しています。香港返還の十年前から天安門事件までを活写した「永別了香港」も全面改訂中です。(現在の香港人達の苦悩も、香港返還から始まっている)順次、その他の作品も電子化していきます。 春吉省吾

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新刊「秋の遠音」が、お陰様でようやく上梓されました。四季四部作・歴史時代小説シリーズの最終作品です。何れも春吉省吾「書き下ろし作品」です。シリーズ完成に伴って、ノーク出版のネットショップを充実しました。
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          令和2年5月24日      春吉省吾

「秋の遠音」と我々の覚悟  VOL.65

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスの先行きは、徐々に収束するとしても完全に治まることはない。あらゆるツケが、弱者に、それも現場で働く人達にしわ寄せが来ている。医療、介護、物流などの現場の担当者の努力によって何とか持ちこたえている。時間を繋いで、崩壊しないことを祈るばかりだ。
国民を守るための「日本国政府」、都民を守るための「東京都」からは、先行きを示す具体的な数値や指針の発表はない。感染症対策専門家会議の統計的数値も独善的で笑止だ。
求められる政治決断は遅速で「覚悟」が感じられない。このままズルズル国民に甘え、いつの間にか、うやむやになって事は落ち着く。
9年前の3月11日の東日本大震災、直後の東京電力第一原発事故から、政府。官僚は勿論、我々日本人もその本質を学習してこなかった。
マスコミの方向違いの「報道のたれ流し」も「コロナ禍」が終われば、だんまりを決め込む。日本人は我慢強いが従順過ぎる羊だ。「しょうがない」「仕方がない」という民族性の感情を逆手にとってそれを利用している者達がいる。官邸周辺を牛耳る無責任な財務官僚、通産官僚達のしたたかな奴らである。腹が立つ。これは、明治以来の山縣有朋や、井上馨などの汚職の系譜が、戦後も続き、官僚を甘やかした吉田茂に繋がって現在に至っている。日本の迷走は軍閥だけではないのだ。ここを見誤ってはいけない。いつの間にか「歴史」は歪曲された。
しっかりと「言挙げ」しないと、この先何も変わらない。ポピュリズムのいい加減な政党や、宗教政党が跋扈し、はては平和ぼけに一層拍車をかけた似非平和主義者達によって、国力の衰えた日本は、身動きの出来ない、活力のない国に衰退する(すでになっている)。
「命を守るために、日本国民の皆様、都民の皆様、頑張りましょう」とのたまうが、具体策なしで言うのは、誰でも出来る。「命を守る」ことは勿論大切だが、日常の経済活動のサイクルとは、トレードオフの関係なのだ。
私の立場で言える喫緊の声かけは、ただ一つ、「頑張るな」と言うことだ。「頑張らない」事は「諦める」事ではない。不安いっぱいの日本人が、20%も30%頑張ったとして、何処をどうやって「頑張る」のだ。自己哲理を持ち合わせない殆どの日本人は「どう頑張る」というのだ。また「諦める」事は自らを0%に貶めることだ。どちらも的外れだ。

20年前、私が開講した「心身経営学講座」は、中小中堅企業の経営者や承継者の為に「生きるための物差し」を自得してもらうための講座だった。日本人が本来持っていた、しかし、ねじ曲げられてしまった「思想・哲理」を明らかにし、MBAの技法を援用し、日本人に馴染む経営学に仕立てたのだが、当時は十分な理解を得られなかった。今ならどうか……。
それ以後方策を変え、「小説」という素材によって、「歴史を正しく見据え、試練にどう立ち向かい、どのように生きるか」というテーマで、四季四部作・長編歴史時代小説の執筆に取りかかった。短編では、人間の重層的で、不可思議な繋がり、深層の襞は表現できない。
だが、書きおこしの超長編は時間がかかる。上梓しない限り、一切読者の目に触れることはない。こんなにリスキーで金にならない我慢強い「小説家」は日本に私だけだろう。
しかし、いずれ時代は、私の小説の「核」が求められる時代が来る、と信じている。
この先、日本人として、「新型コロナ禍」後の新しい時代を、充実して生きるためには、緩急自在の思想を持たなければ、権謀渦巻く経済社会情勢に呑み込まれるし、従来までの「甘い他力本願」では、給付金を貰っても、借入をしても焼け石に水である。

2008年のリーマンショックを遙かに超える経済、金融、社会活動の地殻変動が既に起こっている。幕末・明治期の変動をこえる事態が、地球上で起ころうとしている。
この危機が面倒なのは、世界の実体経済が金融経済によって、制御不能になってしまったことだ。IMF、世界各国の金融財政担当者、日銀、財務省などの指導者の迷いにある。指針がないのだ。
更に日本が面倒なのは、この「新型コロナ禍」によっても、既得権益は淘汰されそうもないので明治維新よりタチが悪い。明治以来、我々は、自己の思想・哲理を持たないまま、「官」にいいように扱われ、荒野に弾き出されたままで今に続いている。
「新型コロナ禍」をバネにして、日本再興するには、既得権益を変えるしかない。経営で言う、Reengineering(リエンジニアリング)であるが、そこまで腹を括って本当の国家改革を出来る人物が何人いるだろう。上辺の組織改革やITによる業務改革と勘違いしてはだめなのだ。
戦後直ぐ、昭和22年の「教育基本法」も時代に全く適合していない。「思想・哲理・宗教」など、その本質を考えることは忌避された。我々日本人は「考える物差し、生きるための自己哲理の武器」を持たないで、ここまで来てしまった。そんな丸腰で「頑張って」も駄目なのだ。
いずれにしても、今は、大河小説「秋の遠音」を暫し立ち止まって読むぐらいの余裕を持ってほしい。あなたにはリセットが必要なのだ。そこからしっかりと見えてくるものがあるはずだ。そんな覚悟をもって「秋の遠音」を楽しく、じっくりと読んで欲しい。読者に決して損はさせない。
                                  2020年5月10日  春吉省吾ⓒ

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「秋の遠音」をじっくりと 何度も読んで欲しい VOL.64

コロナ禍がいつまで続くか不明のこの時期に「秋の遠音」の果たす役割は大きいと思っています。私が、僭越にも「秋の遠音」は「令和を代表する『大河小説』たり得る」と、偉そうに言うのも「人倫日用」を当たり前のようにやり遂げた男が、「秋の遠音」の主人公吉村春明だからです。我々日本人一人ひとりが、今、心に留め置くことは、「人倫日用」という日常の暮らしをしっかりと守り、人を人として慈しみ、それを何のてらいもなく実践することです。実はこれほど難しい身の処し方はないのですが、何時の時代もそういう本当の日本人、真っ当な日本人が、日本を支えています。パフォーマンス好きの、二枚舌の為政者ではありません。

主人公、吉村春明を小説にした「秋の遠音」には、生きる喜び、悲しみ、突然の天災、出会いと離別、愛と信頼、友情など、人生のあらゆることが全て詰まっています。どうぞ、どうぞ「秋の遠音」をお読みください。
吉村春明のネバーギブアップがあなたの心の襞を柔らかくするはずです。人は「生きてこそ」です。そして、日本人は素晴らしい、その日本人であるあなたも素晴らしいと思うはずです。

「秋の遠音」は長編、重層的な筋立てであるからこそ、人間の機微が細やかに描かれ、日本の本当の歴史が描かれます。大河小説とは「一個人や一群の人々の生涯や歴史を、時代の流れとの関連のなかでとらえていこうとする壮大な長編小説」と定義されています。
多くの日本人が「秋の遠音」のような、長編歴史時代小説に馴染んでほしいものです。

これまでの幕末から明治初期を題材にした歴史小説は、「幕末」から「明治初期」の一番大事なところが曖昧に分断され、あるいは意識的に「暗部」が消されてしまっています。「幕末」と「明治」は連綿と続いているわけで、作家の責務として、勝者の歴史でなく、敗者の怨念にも偏しない、時代の大きな変動と、流れを、後世にきっちりと伝えなければなりません。
それが「秋の遠音」という大河小説です。
私が十数年かかって「秋の遠音」に取り組んだ理由です。
「秋の遠音」の主人公、吉村春明は冷静な状況判断と、優れた実践スキルをいかして、常に現場の第一線に立ち続けた男です。令和の時代に、吉村の生き方は、再確認され、輝きを持つはずです。          2020年 5月1日  春吉省吾ⓒ          ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
春吉省吾の書籍は、ぜひ「ノーク出版ネットショップ」 からお求めください。
「秋の遠音」の予約申し込みは5月1日からです。出荷は5月15日からです。アマゾンからの出荷は6月末です。「四季四部作完成記念セット販売」は、ノーク出版ネットショップ限定です。
消費税・送料込みで上・中・下、6500円です。(ちなみにアマゾンは6820円)
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感覚を研ぎ澄ませて、新しい「視座」を考える……。VOl.63〈秋の遠音・4月末より予約開始〉

令和2年4月も三分の二が過ぎてしまいました。皆さんお元気ですか。精神的にも肉体的にも忍耐が続きますが、「新型コロナウイルス禍」に負けることなく、心身共に余裕を持ち、一日を楽しく暮らしていきましょう。こんなことでめげてはいけません、ストレスを上手に回避していかないと、長丁場は持ちません!!

さて私事ですが、2月から昨日深夜まで、5月中旬に弊社ネットショップから販売予定(書店やアマゾンは6月以降になります)の「秋の遠音」上・中・下の最終作業をしておりまして、一日13時間、机に座りっぱなしの生活を続けています。但し、週2回の食材の買い出しと、日課の散歩と弓の素引きと、居合いのシャドウ稽古は気分転換にやっています。
独りで坐って作業をするのは、十数年なじんでいますから、「外出規制」でも、苦痛は感じません。作家の執筆活動から、校正・校閲、冊子デザイン、DM、しおり、ネットショップの増設等々、それらは全て自分で計画し、実施・管理・意志決定しない限り先に進みません。
勿論、全て「出版費用」は先出しですから、コロナ禍で、大変な思いをしている、中小企業、個人店主の大変さはよく分かります。私も、中小・零細企業の経営者の立場で、そういう修羅場を何度も経験してきました。そして今、「生きています」。
2011.3.11の大震災、私の地元福島市で、祖父からの会社を一社持っていましたが、東電の原発事故で、突然収入が〇になりました。いま、コロナ禍で起きている事と全く同じ事が、9年前に起きました。
東電からの保証金も何れ税金になるとの「善意」から、控えめに申請しました。しかし、結局のところ国や行政は助けてはくれませんし、「他所」を当てにしては何も解決しません。
私自身、経営戦略策定や、イベント設営、実施運営の経験を生かして、「心身経営学講座」を20年前から3年間主宰していましたので、突発事項にどう対処するかという事はある程度予測、準備はしていたのですが、実際経験してみると大変なことだらけでした。
その経験と「心身経営学」の一部を纏めて2011年に上梓したのが「経営の嘘」です。
その冒頭に「先ず腹を括れ」そして「決して首を括ってはいけない」と、最初の章に書きました。
「努力は報われるか」「企業は潰れる」しかし「絶望の淵からどんなことがあっても我々は生きなければなりません」と記述したこの書は、自分自身を鼓舞するために書きました。

当時の「原発の風評被害」はひどいものでした。今もコロナ患者に対して、人の道に反するような、言動を吐く卑怯者がいます。彼等はろくでもない生き方しかしてこなかった人達です。そういう人間に限って「自己中」の権利ばかり主張する人間です。中年・老人の中にも、目に余る買い占めをしたりする日本人が多いのは残念です。
新型コロナ禍が恐ろしいのは、「いい加減なことをして感染した者が、真面目に暮らしている方に移してしまう」という実に厄介なウイルスです。
真摯に生きている人間が、どうにも割を食う世の中ですが、これは、今に限らず、大昔からあった事です。悔しいけれど、身を切るような決断をしなければならないこともあります。ただ、こういう時期には、体も心も「虚」になっています。くれぐれも、甘言に釣られるようなことがないように、気を引き締めて、ゆったりと生きましょう。こんな時、決して頑張りすぎてはいけません。(かく言う私もこのところ頑張りすぎです。反省しています)
四季四部作・長編歴史時代小説シリーズ最後の「秋の遠音」の、最後の最後の校正をやっと終えましたので、こうしてブログを書いています。
その間、新型コロナ関連の報道を丹念に見ていました。最初はいろいろな情報を追い求めましたが、いい加減なコメントが多く、腹が立ち、不安を増幅するので止めました。
何故かというと、この武漢由来の新型コロナウイルスの①病理的特性、それが及ぼす②経済的影響、そしてそれに対する、③政治的な施策、行政の方策、そして、それに対する④我々の対応と覚悟など、メディア・報道は、それらをバラバラに語るだけですから、腹が立つわけです。
例えば「新型コロナの病理的特性」などは海外の論文などを検索し、医師達の研究成果などを調べて新型コロナとはこういう奴だとはっきりとわかりました。しかし、現在のところそれに対する対処・克服法は「わからないということがわかった」ことです。
金融・財政政策に関して、これまで否定的であったドイツやアメリカが、MMT理論を援用し、どんどん「お札」を発行しています。日本の財務官僚、日銀は「コロナ禍」に対して、認識が甘く、腰が引けています。尤も、IMF(International Monetary Fund、国際通貨基金)の声明なども「?」と思うほどで、論旨がぼけています。
財務官僚の圧力で、意志が定まらない、ボケの「日本政府」ですが、何れ、落ち着いたら次作の「ダブルスタンダード」で、コロナ禍後の世界を予測しつつ、私の実践哲理とその背景を記載します。「哲理・哲学の明確な意志を持って」このコロナ禍に対処する事が必要なのですが、与党内で肚の坐った「次期総理候補」はいないのですかね……。
これからの政治を志す方々には是非私の「秋の遠音」を熟読される事をお勧めする。
尤も、本当に読んで頂きたいのは、次世代の厳しい環境を担う、若い方々です。その理由は「秋の遠音」のあとがきの一部をお読み頂くとわかります。

〈あとがきより〉
(前略) 「秋の遠音」の主人公、吉村春明(土肥助)は、陸奥下手渡、筑後三池、江戸と行き来し、若年寄に就任した藩主種恭に常に扈従することで、視野が大きく広がりました。
春明は、様々な風土に暮らす人々、過激な攘夷志士、藩政改革者、老中若年寄などの幕閣、古河市兵衛などの新興商人、穢多非人など多階層の人達と接し「人間」を冷静に観ることを学びました。
そのような主人公の存在を知り、物語を創作できたことは作家春吉省吾にとって僥倖でした。
春明は、儒者佐藤一斎から「平凡に生きよ」と言われたことを忠実に守り、その一生を生ききったのですが、実は激動の真っ只中に身を置き「平凡」に生きることがいかに難かしいか……。
春明は自分の能力を当たり前と思っているのですが、その能力は希有なものです。
人倫を全うして生きる為には、人間中心の卑近で日常的な暮らしの中で、人を人として慈しみ、それを何のてらいもなく実践することです。実はこれほど難しい身の処し方はほかに無いのですが、何時の時代もそういう人達が日本を支えていたのです。
軽薄な知識人や、我欲の為政者が「日本」を作り上げたのではありません。これまでグローバルという名の下に、何とか機能していた「人」「モノ」「カネ」そして「情報」が、制御不能に陥っています。新型コロナウイルスの世界的蔓延によって医療崩壊となり、世界の経済活動が分断・破壊され、政府・行政、企業組織をはじめ、IOC、WHOなど、権威ある機関と称される組織もいい加減であることが顕在化しました。化けの皮が剥がれたわけです。権力を笠に、 策謀や二枚舌を弄する自己保身の指導者が、世界中に何と多いかと愕然とします。
新型コロナウイルスの蔓延は、初動を誤った「人災」です。この危機に我々はどう想像力を働かせ、人倫に基づいた意志決定をすべきなのか。日本の、世界の、人類の「近未来」が問われています。善後策を短絡に求めようとすれば、同様の危機はまたぞろ繰り返されます。
「今の時代、『秋の遠音』のような長いの書いたって、誰も読まねえよ。読むのも疲れる」
この言葉が今の日本の空虚な心を現しているとすると、日本人の民力はあまりにも情けなく、自分の能力を勝手に狭めて過少評価しています。
世界(地球と言ってもいい)と一人ひとりの日常は、我々の想像を遙かに超えて、複層的、重層的に絡み合っています。結果を簡単に求め過ぎ、細切れの表象だけをみても、不安に苛まれるだけです。
「秋の遠音」では、歴史に隠れている「事の本質は何か」という、哲学・哲理の明確な意志を物語にしました。この小賢しく世知辛い世間を生きるため、我々は今のままでいいのかと 「本気で考える時」が、令和のまさに今、この時なのです。
「秋の遠音」の主人公、吉村春明の一生を通して、自己を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
(後略)〈あとがきより〉

この厳しい時代をどういきるか。「秋の遠音」の主要テーマは、
「裏切りと我欲渦巻く混沌の時代に、春明(秋の遠音の主人公)は家族を愛し、友を信じ、人生を悠悠と生ききった」
というものです。この小説のメインテーマはそのまま「令和の今、真の人倫とは何かと問う、日本の『大河小説』遂に誕生」ということになります。
実は今回の「新型コロナ」の一番恐ろしいことは、従来の思考と行動を根本から、機能不全にしてしまう厄介なものです。新型コロナがひとわたり落ち着いたあと、我々の生活は、根底から変わることを余儀なくされます。それは社会システムが変わることは勿論ですが、そこで生きる我々に「あなたはどのようにあなたの人生と向き合うのですか」
と厳しく問われていることだと思っています。その新しいシステムは、取り立てて奇抜な中にはありません。冷静に世界を観察し、自分の視座を定めることです。そしてそれは人を慈しみ、人倫日用の生き方の中からしか生まれません。吉村春明は最後まで第一線の「現場」で、自分自身と向き合いました。
作家春吉省吾は、その全てを「秋の遠音」の中に描いたつもりです。
社会は、常に「現場」の中でしか変えることは出来ません。コロナ医療の最前線で、危険と向き合い戦っている「現場」の医療関係者の方々に、最大の敬意を表して、この文を終えます。
2020年 4月20日  春吉省吾ⓒ          ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
春吉省吾の書籍は、ぜひ「ノーク出版ネットショップ」 からお求めください。
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「秋の遠音」四季四部作遂に完結

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「秋の遠音」をぜひ読んで欲しい

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「秋の遠音」日本人の必読書

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