発売して未だ一ヶ月と経っていないのに、アマゾンの購入ブログでは「春のみなも」の上下セットに在庫品がなく、弊社(ノーク出版)から流通を通した正常な販売価格でない法外な値段で販売している中古品業者が居るのにびっくり致しました。
たとえばこうです。
中古品 – 非常に良い
実質新品として取り扱われたものを仕入直後より未読のままビニール封入しております。ただし、一度棚に並んだり再配本された商品ですので本出品としてはコンディション「非常に良い」とします、陳列や配送などでのスレなどの瑕疵についてはご容赦下さい。相場状況などに合わせて(定価に近い参考価格2160円)より高価格な設定となっております。よくご検討の上ご購入ください。在庫共有しておりますので品切れもございます。その場合、注文キャンセルとさせていただきますがご了承ください。在庫切れ、高価格設定の点についてお気にされない方のみご注文お願い致します。
このような実際価格(2160円・送料無料)よりも遙かに高い、3108円+送料257円=3365円から一番高い業者で4317円+送料257円=4574円と倍以上の価格になってしまいます。弊社とアマゾンが直接取引しているわけではなく、流通を通じて出品していますので、昨日早速取引先の流通会社に連絡を致しました。
通常中古品として、安く販売されることはありますが、倍近くの高値で「中古品」として売られるという現象は初めて見ました。それが春吉省吾「春のみなも」で起きたことにはびっくりです。
予約で買えなかったファンがどうしても欲しいという「需要過剰」になれば、値はつり上がるでしょうが、発売直ぐの情況としては「異常」な事です。
アマゾンの在庫管理のミスなのか、流通の在庫管理が甘いのか、どちらとは言えませんが、とにかくノーク出版にとっては勿論、読者の方々にはご迷惑をおかけしているようです。
どうぞ、弊社のホームページから「定価」でお求めください。
とにかく、弊社「ノーク出版」の本がプレミアつきで売られる状況にはありません。在庫もございます。敢えて高価な「春のみなも」を購入しないで頂きたい。
先週、福島の大手書店「岩瀬書店」「西沢書店」に顔を出したらそれぞれ2セットから3セット平積みになっていました。
一体どうなっているのか、読者の皆様には「アマゾン」はミスは犯さないという前提で物事を発想ことはやめて、裏の話も知って頂くのが正しいと判断し、ブログにしました。
どうしてこうなったか、弱小出版社の立場として、言い難いこともありますが、いろいろと「推理」してみるのも面白いと、今後の推移を見守っているところです。
(ちなみにかつては弊社「ノーク出版」とアマゾンと直接関係を結んでおりましたが、現在は出版流通の会社を通してアマゾンに掲載しています)
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