令和5年1月1日・自社HP内に「オープンソース・ネットショップ開設」
令和5年(2023年)1月1日から、自社のネットショップを新しく致しました。
従来よりもセキュリティをアップし、自社内で、春吉省吾の書籍や、電子書籍、そしてより重要性の高いブログ記事を、提供できる仕組みを作りました。
まだシステムの組み込みは完了しておりませんが、まずは「紙の書籍」の販売を自社オープンソースで開始致します。外部依存していないネットショップなので、新刊本を何処よりもお安く購入できます。
順次、情報ブログや、「心身経営学2023」など、電子情報や、電子書籍の販売も充実して参ります。
ここに至った経緯を含めて、読み物風に纏めましたので、どうぞお読みください。
いろんなECサイト
今さらですが、ECサイトとは何かと言うことから話をします。ECとは英語で「Electronic Commerce」の略で、ネットショッピングや電子商取引ができるサイトのことを指します。ECサイトには大きく分けて、2つの種類があり、「モール型ECサイト」と「自作(自社)型ECサイト」があります。
先ず代表的なモール型ECサイトとして、「Amazon」、「楽天」、「Yahoo!ショッピング」が挙げられます。まあ(多額の)出品・販売手数料を支払って、デパートに自社商品を置いて貰うようなことです。多くの同様な商品群の中での販売で、一切の自由はききません。
また自作(自社)型ECサイトとは、独自のドメインを取得し、企業が独自にECサイトに必要な機能を構築し、ネットショップを運営することです。
この種類のECサイトをさらに細分化すると、「フルスクラッチ」、「パッケージ」、「オープンソース」、「ASP」があります。
フルスクラッチとは、大規模な自社サーバーを利用した自社開発サイトです。代表的なものは、ユニクロ、無印などの超大手です。
パッケージとは、月商五千万円以上の、いわばフルスクラッチの小型版でソフトウェアをパッケージ販売会社から購入し、ECサイトを構築する方法です。
いずれも、開発費用や維持費は膨大なコストがかかります。
オープンソースとは、企業や個人が独自に開発した無料のソフトウェアをインターネット上でダウンロードし、それらを組み合わせてECサイトを構築する方法です。コストをかけずにECサイトを構築できます。但しセキュリティ対策や不具合があった場合は自社で対応する必要があります。
今回私が構築したシステムは、このオープンソースです。その主たる目的は、セキュリティを万全化した上で、自分のHP内で全てが完結できるような「ワンストップサービスHP」を作りたかったからです。ブログ記事だけでなく、書籍や電子データ(電子書籍やPDF文書)の販売も、自社サイト内で実施出来ます。
これまでASP(Application Service Provider)という外部事業者のサーバーを借りて、ネットショップを運営してきました(Shopifyやイージーマイショップを利用)。
ほかには、カラーミーショップ、BASE、STORESなどがありますが、これらASPは、非常に簡単にネットショップが作れますが、機能やデザインに限界があります。私の目指す「ワンストップサービス」のサイトは、ASPでは作れません。「自社ショップ」が落ち着くまで併用しますが、このサイトは数ヶ月内に停止します。
「ワンストップサービスHP」へのこだわり
私の「春吉省吾 ノーク出版」にログインして頂ければ、8年8ヶ月間のブログを閲覧できます。考え方の基本は、些かもぶれていないことがおわかりになるでしょう。
株式会社ノークの企業沿革や、20数年前から提唱している「心身経営学」の概略も御覧頂けます。
私の思考法・思想は、この「ワンストップサービスHP」から、類推して頂くに十分な判断材料を得ることが出来、安心して書籍や、電子データを購入頂けるはずです。
なお、有料のブログや、全面改訂版の「心身経営学2023」の電子書籍版のアップはいずれも、1月半ばから、後半に開設します。年末・正月休み無しで、必死で纏めています。
アップ時には、事前にこのブログから告知を致しますので、時々HPを覗いてみてください。
出版流通はもはや機能不全
Amazonなどのモールショップは、購入者の立場になればとても便利ですが、納入者にとっては、差し引かれる手数料は高額です。倉庫に保管を依頼すれば保管料も取られます。
「自社ネットショップ」であれば、このコストを購入者に還元することが出来ます。
昭和28年に制定された「再販制度」というのがあります。出版社が書籍・雑誌の定価を自社で決め、遠隔地の書店でも、都市部と同じ価販売ができる制度です。書店は売れなければ返品できるおかげで、書店が数多く店開きしました。
しかし現在、それら書店への配本は、大手流通企業の寡占化によって、機械的な配本の弊害が顕著となり、返本・廃棄が増え、大きな資源の無駄になっています。
日本進出にあたって、Amazonは「書籍購入はAmazon」という戦略が功を奏し、全国何処からでも、書籍購入が可能となりました。Amazonの戦略に対抗できなかった、書籍流通・大手出版社・書店の対応の拙さで出版流通はほぼ全滅状態です。
現在、大手出版社も、自社のWEBサイトなどで、新刊本を割り引いて販売しています。甚だしいダブスタですが、当然の帰結でしょう。
年間1冊か2冊しか出せない我が社は、年間に何千タイトルも出版する大手出版社と違います。流通を通して配本した結果、半年一年も入金がなく、手垢の付いた本を返品されては、堪(たま)ったものではありません。そんな状態で返品されても、廃棄するしかないのです。丹精込めて執筆し、本にして、流通に乗せても、結果がこうでは泣きたくなります……。
現在、ノーク出版の「紙の本」は、Amazonと自社ネットショップの販売に限定しているのは上記の事情からです。多くの書店様から「何故、書店販売をしないのですか」と尋ねられますが、曖昧に「社の方針です」と答えることにしています。
真の読者還元と情報発信
今回自社ショップを誰の手も借りずに作ったので、そのシステム制作費用はゼロ円です。数種のソフトを繫ぎ合わせて、システム構築に随分と苦労しましたが、私が執筆の合間の作業なので、サンクスコスト(埋没費用)=「私の頭の体操代」として、コストには含まれません。
外部発注すれば、50万から100万円程度取られるでしょうが、私の「労力」は、購買者へ還元することにし、「再販価格よりも安いネット価格」に、更にクーポンを付与することにしました。〈利用方法については、最後に説明致します〉
また、「情報発信するなら、何故、一部ブログ記事を有料にするのですか?」という意見もあるでしょう。それには理由があります。
私が正しいと思う情報を多方面から収集し、分析して提供しても、自分の頭で考えようとしない方にいくら伝えようとしても、「猫に小判」です。
それに、誰が読むか判らないブログ記事は、どうしても記載が「曖昧」にせざるを得ません。本来の舌鋒がにぶります。
ならば、「今、テレビ・新聞で流されている情報は本当なのだろうかと、真剣に耳を傾けてくれる方のみに情報を提供しよう」と思ったのです。何も考えていない方に、本気に情報を提供しても、「逆恨み」されるだけで、迷惑です。
私の記事を本気でお読み頂く方にお届けする「数百円の有料記事(4百枚原稿用紙で50枚、月2回程度、月固定制)」と考えてください。有料にしたのは、ある程度お金を頂かないと、読む方も本気で読まないでしょうし、偏頗な情報を鵜呑みにしたまま、何も感じない方と線引きをしたかったからです。本気で読んで頂く方に、本気の情報とその分析を提供したいだけです。
大手新聞社が、有料ネット記事を出していますが、それより遙かに、私の情報収集とその分析と対処方が役立つと自負しています。
西側の情報ネットワークは、殆どグローバリストの資金が入っいて、偏向報道しか発信されません。日本の通信社もここから情報を買ってます。その情報を日本のマスコミ各社は、全く検証もせずに、記事にするのです。まともな情報は入ってきません。またWeb2の巨大プラットフォームのGoogleやYouTube、Facebookなどは「自主検閲」して、これまた情報を切り貼りしています。最近、イーロン・マスクがTwitterを買収し、これら情報操作をしている幹部達を切り捨てたことで、ようやくいろいろなことが明らかになりました。
というわけで、私の情報源は、それらが及ばない、スイスやドイツの独立系の政策研究所や、生情報はTelegramなどから情報取得して、既存の情報と併せて検証しています。
調べていくと日本でも正統な意見を述べる識者も多いのでが、殆ど取り上げられません。
政治、経済などの社会の動きや、宗教・哲学、自然科学などジャンルは多岐にわたりますが、それらを私なりに纏めて、推論と対処法を論述します。不特定多数の方々に開示すると余計な雑音が入ります。これからは本気で考えてくれる方だけが頼りです。有料にする由縁です。
「自社ショップ」の使い方
①HPの「自社ショップ」をクリックすると「紙の書籍」一覧が出てきます。
②書籍品をクリックすると「あらすじ」などの購入の参考説明が出てきます。セール価格は税込み価格です。
③「お買い物カゴ」をクリックすると、「クーポンを適用」の左側に「クーポンコード」が隠されていますのでそれを明示化して「適用ボタン」を押せば、クーポン割引金額が出てきます。全ての割引セール価格の3%が、お安く購入できます。次回以降に利用するのであれば〔削除〕します。(記念特売の場合は期間限定で比率増加もあります)
④そこからはお客様の必須事項を記載して、クレジット決済(Stripe・世界有数な決済インフラです)、銀行振込、郵便振替かを選択してください。
⑤クレジットは殆どのカード会社を利用できます。有料ブログ記事、電子書籍はクレジット決済のみです。
⑥銀行振込、郵便振替は注文して7日以内に振り込みください。入金確認後納品します。期間が過ぎれば、取引は無効となります。今後、1ヶ月後には「ゆうちょ振替・後払い」は廃止します。
⑦現在、コンビニ決済は不可になっていますが、ご要望があれば、近々、支払方法に追加 します。〈コンビニ決済は、「ローソン」「ファミマ」「ミニストップ」「セイコマート」、セ ブンは含まれません〉
⑧銀行振込、ゆうちょ支払い、コンビニ決済は全て、前払いです。
以上です。
皆様には令和5年が充実した一年になりますよう 心からお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
令和5年1月1日(日) 春吉省吾
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