今年楽しませて貰った「櫻たち」。3月23日から3月31日まで。事務所近隣と都内各所。
【本文】
●どう取り繕っても「新型コロナの蔓延」は中国共産党の責任だ。それを希薄にしようとしているのは誰が何の目的でそのようにしているのだろうか……。
中国武漢由来の新型コロナは、イギリスで変異し、それがヨーロッパに伝搬し、完全ロックダウンを強いられた国々が3月に入って増加している。またPCR検査をすり抜ける新たな変異ウイルスが見つかったというが、そもそも精度60%のPCR検査というモノサシも危なっかしいのに、変異ウイルスは何十種類と増殖中だ。「新型コロナ」は様々に変異する厄介なウイルスだという認識は当初から確定事実の一つであり、何を今さらあたふたするのか。万一罹患してしまったら自己免疫力で自然治癒するしか方策がないのだ。(自制しつつも自己免疫を付ける努力のみ)
オールドメディア(テレビ・新聞などのマスメディア)は、全ての日本人にPCR検査をせよと、不安と恐怖を煽り立てたが途端にトーンダウンしたのは何故だ。不完全な精度の検査をしてたまたま陽性になったものまで「感染」と見なされ「無症状感染者」と認定される。
「お前らはマッチポンプか?」「そうです、絶対責任を取らないマッチポンプ」なのだ。
「無症状感染者」と判定された患者が、じっと家に閉じこもって、感染拡大を押さえるという現状の政策は、この先第四波、第五波と何処までも続く「悪夢の無限ループの罠」に陥る。
「感染症法」の第二類(ジフテリア、結核、鳥インフルエンザなど)の現在の括りから、もう少し柔軟に「新型コロナ」の扱いを見直さないと、法律が医療崩壊を促進してしまう。
ヨーロッパ各国、そしてアメリカの毎日の新型コロナ感染者と死者数と、日本のそれらの桁が2桁も違う。インドなどとは3桁も違う。他国と横並びにする妥当性はない。
同じ事がワクチン騒動にも言える。
感染者の少ない日本では、初期患者に、重症化しないように「アビガン」などを投与をする事が有効と考えるが、厚生省は未だに認可しない。薬品業界の既得権益を侵したくないからだ。
そもそも感染者の分母が少ない日本で、次々に変異する新型コロナに「遺伝子ワクチン」を接種しても際だった効果があるとは思えない。私は塩野義製薬が試験中の「遺伝子組み換えワクチン」ならば考えるかもしれない。だが現状では「金臭いワクチン」、それも自己免疫疾患を引き起こしやすい遺伝子ワクチンと知ってしまった私は接種しない。しかしおかしな事がヨーロッパで起こった。4月上旬ヨーロッパ人権裁判所が、ワクチン強制は合法という判決を出した???
世界が狂ってきたぞ!!! 人権の意味を歪曲した「ワクチンパスポート」などの動きも危険だ。
●既に武漢由来の「新型コロナ」の対処法は、昨年の4月20日にアップした私の随筆「感覚を研ぎ澄ませて、新しい『視座』を考える……VOL.63」に全てが語られている。凡そ、一年前になるが、その思いは今確信に変わっている。その中の核になる数行はこうである。
実は今回の「新型コロナ」の一番恐ろしいことは、従来の思考と行動を根本から、機能不全にしてしまう厄介なものです。新型コロナがひとわたり落ち着いたあと、我々の生活は、根底から変わることを余儀なくされます。それは社会システムが変わることは勿論ですが、そこで生きる我々に「あなたはどのようにあなたの人生と向き合うのですか」と厳しく問われていることだと思っています。
その新しいシステムは、取り立てて奇抜な中にはありません。冷静に世界を観察し、自分の視座を定めることです。そしてそれは人を慈しみ、人倫日用の生き方の中からしか生まれません。吉村春明(秋の遠音の主人公)は最後まで第一線の「現場」で、自分自身と向き合いました。
作家春吉省吾は、その全てを「秋の遠音」の中に描いたつもりです。
社会は、常に「現場」の中でしか変えることは出来ません。コロナ医療の最前線で、危険と向き合い戦っている「現場」の医療関係者の方々に、最大の敬意を表して、この文を終えます。
何度も言うが緊急事態宣言のそもそもの骨子は医療崩壊をどうやって食い止めるかと言うことだった。ところが小池百合子都知事は重症者の病床数とそれに対する看護医療従事者の報酬を上げる事など全くせず、自粛自粛と騒ぎ、コロナ軽症者受入れに40億円かけて五輪警察官宿舎を改修したが一度も利用せず元の状態へこっそり戻したという。重症者用ベッド数の虚偽報告、ホテル隔離陽性者への医療措置拒否、その間、役立たずの自己PRコロナ自粛広告費が11億円。これらの資金を、日夜医療現場の第一線に詰めている医師・看護師達に配分したらどれだけ役立ったか……。「新型コロナをダシ」にして、自己のポジショニングを有利にしようとする軽薄さといやらしさ。都民の税金を悪用する小池百合子知事は万死に値する。
●35数年前、香港から中国との「深圳」国境を眺めても農地が広がるだけであった。しかし今、HUAWEIの大施設がある。景色は一変した。また澳門から入国して、珠海の工場視察をした。一台の宇部興産製の大型プラスチック射出成形機の周りに何百人もの女子工員達が、出てくる部品を待って、ぼーっと並んでいた姿が焼き付いている。
凡そ2年半ほど直接間接に香港と関わった私だが、それらをこの目で見てきた私にとって、現在の中国共産党の動きを全く予測できなかった。こんなヤクザな国家になろうとは想像もしなかった。当時から鄧小平の小ずるさは、天安門事件の前から香港の人々や、英国人も言っていたが、現在のような世界中に害をまき散らす中国共産党の独裁を予見した者はいなかったはずだ。
化け物の様な集団にしてしまったのは、アメリカの民主党政権であり、田中派を中心とした日本の親中派議員(公明党も含む)、日本経団連の大企業である。
日本の対中国ODA(政府開発援助)援助は、改革開放政策が始まった1979年以降、円借款、無償資金協力、技術協力を約40年間で計3兆6500億円余り拠出した。道路を含むインフラ整備などを通じて中国の近代化を支えてきた。「北京空港」などは、殆ど日本の資金で完成したような施設だ。
●1989年、北京で民主化を求める多数の一般市民を武力で弾圧虐殺した「六四天安門事件」が起こる。世界中の中国バッシングの中、宮澤喜一内閣は日本国内の反対を押し切って1992年(平成4年)10月に天皇皇后両陛下の訪中を強行した。中共は天皇皇后の訪中を免罪符にして、蘇生した。反社モンスターにしてしまったのはそこからだった。
その間、中国が急速な経済発展を遂げ対中ODAを疑問視する声も上がったが、そのたびに、親中議員、経団連の圧力で2007年まで供与が続いた。その3年後の2010年、中国は国内総生産(GDP)で日本を抜き、米国に次ぐ世界第2位の経済大国にのし上がった。「泥棒に追銭」とはこの事だ。
ODAによって見返りを追求した経世会(田中角栄の一派)や経団連、創価学会などは、目先の利益・利権に目が眩み、矜持を失い、いまや日本国民を侵略の危機に追い込んでいる。
私の知る数名の社長達は、中国に進出したが全て失って撤退している。「損切り」できない指導者・経営者は、三流以下であり、日本の大企業のトップや国家的意志決定をする政府与党のリーダーとしての立場にあれば、「売国奴」として将来歴史の汚点となる。
●思えば、1972年(昭和47年)9月、日中国交正常化を果たすべく、訪中した田中角栄首相は毛沢東や周恩来と面会した。外相は大平正芳氏であった。
その際、周恩来から記念に一枚の色紙を贈呈された。色紙には「言必信行必果」(その人は必ず言葉を守り、必ず結果を出す)と書かれてあった。
喜色満面の田中首相とその色紙の写真が新聞に掲載された。
ところが、それを見た陽明学者の安岡正篤氏(戦後の宰相達が師と仰いだ黒幕。最後の愛人は「占いおばさん」の細木数子さん)は、我が国の宰相とその取り巻きの無教養ぶりを嘆くとともに、中共指導部のしたたかさを指摘したという。
論語のそのあとの言葉は、「硜硜然小人哉」と続く。意味は、「だがそれだけの人なら、人としての器は小さい」。周恩来恐るべしである。習近平は「毛沢東を超えようとするピエロのような兇状持ち」のようでわかりやすいが、周恩来は「羊の皮を被った狼」だ。この先、周恩来のような天才指導者が出現すれば、日本は根こそぎ中国の属国になってしまう可能性がある。
●だが安岡氏のように日本の指導者の無教養ぶりを嘆く前に、私は問いたい。江戸期以来、明治、大正、昭和、平成、令和と中国研究者・学者(所謂、漢学者)の殆ど全ては、論語、孟子、陽明学のエキスをもって、中国とはそういう国だと日本人に啓蒙してきたではないか。しかしその認識は根本で間違っていた。中国人の本当の倫理観はそんなところにはない「はじめに物ありき」なのだ。
孔子・孟子は中国において「ルサンチマン」としての思想であって、大衆には普及しなかった。
権力者はその一部を朱子学の厳しい身分階級制度に作り替えたが、中国人民の本質は現実の「実」優先の権力主義だ。私は、数十年前に加地伸行先生の著作を読んで愕然としたことを覚えている。まあ、逆説的に言うと、日本には教養としての上澄みだけが移入され、以来400年以上、至誠・礼節・仁愛の啓蒙書として利用されたのは、幸いなるかなである。「論語・孟子」は日本の教養書としてある。その裏側の中国人の本質を知るに至らず今に至っている。孔子以前の「原儒教」の恐ろしさ、日本との倫理観の違い、残虐さを前述の漢学者達は黙殺した。
そうでなければ、中国共産党の戦略の一環として「孔子学院」の真の目的を知らないで誘致した日本の大学当局は余程の「馬○」である。早稲田よ立命館よ目を覚ませ!! 特に情けないのは、中国人よりも漢字の成り立ちを知る世界の漢学者、白川静先生の「立命館」が、中国共産党のトラップに填まっていることだ。30年前の中国と、現在は全く変質している。(孔子学院は、スパイ養成・情報収集学校・工作学校だ。前米国防長官ポンペオ氏が徹底排除したのは、その故である)
●日本の隣国に「反日国家」が存在するのは実に厄介だ。戦後75年以上経ち、生まれたときから徹底して「日帝」「反日」と教育された国民と、この先仲良くなれるだろうか?
これら反日国家の指導者の殆どは戦後生まれとなった現在、自分たちの政権に都合が悪くなると、日本叩きを公然とする。何十回と煮え湯を飲まされたことをよもや忘れてはいまい。
更に厄介なことに、日本のオールドメディアの中に多くの「反日」分子がいる。南京大虐殺や、慰安婦(「従軍」慰安婦ではない)の事象を過大に歪曲偽装し報道するマッチポンプのような輩がいるのだから手が付けられない。これも、戦後75年GHQに洗脳教育され、ソ連・北朝鮮などからやってきたスパイの巧妙な手口に乗せられ今に至っている。日本は隙だらけなのだ。
当人達は気がついていないが、現在60代、70代、80代の老人層の多くは、完全に洗脳されている。それに薄々気づいても、今さら宗旨替えする勇気も努力も放棄している。深く考えることをせずに、日本を駄目にしてしまった。どうか今からでもいいから、頭の掃除をして貰いたい。しかし「NHKを見なかったらどうやって生きていくのだ」とのたまう方々には無理かな……。
●中共に支配されてしまった14億の民は、あらゆる行動が徹底的に監視され、少しでも反抗の兆しを見せようものなら抹殺される。人権無視の法律を勝手に作ってしまうような指導者達は、その地位を利用し蓄財に走った。上海閥の江沢民一派の隠し財産を習近平が収奪しようとして、香港人権問題が起こったという見方も出来る。もともと中国領土でなかったチベット、ウイグル、モンゴルに住む少数民族の大虐殺、人権無視の弾圧は、地域に眠るレアメタルや新疆綿の生産を独占しようとする物欲と利権もその根っこにある。
イギリスBBCは、数十万人のウイグル族の強制労働、収容所での性的暴行、強制不妊手術などを報道した。中国の新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐって、欧米各国は歩調を合わせる形で自治区の当局者らに制裁を科した。さらに、アメリカやイギリスなど5か国の外相は、現地で人権侵害が行われていることを裏付ける「圧倒的な証拠」があるとする共同声明を発表し、一致して中国に圧力をかける姿勢を鮮明にした。情けないのは、田中派の利権を引き継いだ二階幹事長や、創価学会に従属する公明党などの親中議員、中国と取引をしている有名企業だ。ユニクロ、無印良品、アシックスなどは目先利益の本音が見える。ソフトバンクも楽天も同じ穴の狢だ。
前2社の製品は利用していないが、アシックスは私の愛用品だ。創業者の鬼塚喜八郎氏は私が参加していた経営勉強会の設立発起人の一人だった。生きていたらどんな決断をされただろう。
何しろ、中国とは日本全体で一日480億円の取引がある。厳しい国際世論の中で、日本の経営者達はどう舵取りをしていくのか。30年前の天安門事件から現在まで、中国の動きを精査すれば、どう動けばいいか判る。政経分離を標榜する現在の中共との戦略では、決して上手く行くことはない。この中途半端さが、同盟国アメリカとの関係も危機に陥れる。
●アメリカの過激左傾化に歯止めが効かなくなってしまった。全米を覆う、オールドメディアの左傾化、というよりも目を覆いたくなるような全体主義的活動を誰が予測しただろう。
30数年前、レポーターが身体を張り、天安門事件の悲惨さを世界に伝えたテッド・ターナー創業のCNNは、当時輝いて見えた。しかし今や偏向報道と腐敗を自ら率先するプロパガンダになりはてた。そんなことになろうとは、私だけでなく誰が予想したであろう。
組織は時とともに劣化する。強い企業理念が薄れ劣化していく。実に素晴らしい反面教師だ。
同時に、ビックテックなど急激に成り上がった経営者の思想は薄い。だから偶然に富を得たことで、覇権に目が眩んだ。その富は何処に廻ったか。多くは再投資でウォール街に流れ、金融経済を膨脹させる一因になった。現状の社会を変革しようというそれ自身のお題目は正しいが、実際は破壊と混乱を助長させるBLMやアンティファに資金が流れ、無秩序の全体主義を助長している。彼等はその危険性とエゴに気づかない。
グローバリズムという言葉の意味をはき違えると、社会を傷だらけにし、分断し多くの中間層の発言力を奪い、税負担を増やすことになる。世界は今、そのような道に突き進んでいる。
この20数年日本は、世界で唯一マイナス成長の国である。財務省主導の経済政策を実施すれば、益々貧困国になってしまう。今こそ経済と国家そして政治が緊密に結び合わなければならないのだが、「グローバリズム」という幻影の下に、日本はその波に呑み込まれ続けている。馬鹿な話だ。
●アップルの創業者、スティーブ・ジョブズは禅に傾倒した経営者として有名だ。曹洞宗の乙川弘文禅僧に影響を受け、その製品に「ミニマリズム」の精神を活かし、いわば水墨画の様に禅の「省く精神」により製品ラインナップを絞って、大成功を収めたと言うことになっている。しかしマスコミが作り上げた成功譚をそのまま鵜呑みにしてはいけない。
20年以上使い続けた日本最初期のパワーマックユーザーの一人として言わせて頂ければ、ジョブズはシステムソフトが限界に達した時、商売の道義を忘れ、そのツケを全てユーザーに支払わせた。従来のシステムソフトが使えなくなった。当時業務デザインに利用できるパソコンは、アップルコンピュータが寡占状況で、利用されるアドビフォントもとてつもなく高価であった。そのアップル創業者のジョブズの精神構造は、決して禅のそれではなく、実に浅いものだと思っている。禅とミニマニズムは別物であり、禅の思想をそんなに安っぽく見てはいけない。
アップルコンピュータのこの経緯は、現在誰も語らないが、ビジネスとして一番大事な「顧客」への「愛」と「感謝」を切り捨てた。ジョブズが「禅の精神」を実践したとはおこがましい。
寡占状態にしておいて、自社の企業の利益をごり押しするアップルのこの仕業は、皆さんどこかで見聞きしていませんか。そうです。競争相手を買収し妨害し、市場シェアを確保して顧客を囲い込んだとみるや、自社にとって都合のいいエゴを押しつける。マイクロソフト、アマゾン然り、Google、TwitterやYouTubeなど全て同じ手法だ。
●中共とアメリカの間でふらふらと漂う日本。コロナ禍以降、日本全体が不気味な言論統制に置かれたような気がする。日本の再台頭を恐れた進駐軍の政策は、敗戦後75年、未だ我々日本人を縛っている。平和憲法はじめ教育制度によって、日本人が日本人としての誇りを持てない国になり果てた。マッカーサー進駐軍政策は、この75年間の時を経て実に素晴らしい成果をあげた。何しろ自国を自力で守れない「平和国家」にしてしまったのだ。
戦後経済活動にひたすら邁進した日本は「ジャパンアズナンバーワン」などとおだてられ、アメリカを脅かす存在になるや強烈な規制を喰らい、挙げ句、その技術は中国や韓国に盗まれ、半導体やITネットワーク開発にとどめを刺された。あくせ働いたその結果、「日本発展の知的・技術的資産」をズタズタにされ、「我々は何のために働き、頑張ったのか」という空しさだけが残る。
ひとえに日本的哲理・教育を徹底的に軽んじた結果だ。
ひとえに日本的哲理・教育を徹底的に軽んじた結果だ。
本音と建て前がこれだけ乖離し、利権が横行していても、正しい「言挙げ」言論を封殺、無視している日本型「ダブルスタンダード」がこのまま続くのか。そうだとしたら「日本型社会主義」とは何と卑怯な息苦しい体制なのか。私のブログVOL.83で論述したが、日本はオールドメディア主導の消極的全体主義という定義は正しい。しかしそれが正しければ日本は滅びる。
果たしてプロパガンダの罠に落ちつつある日本人は、自分の頭でどのように考えたらいいだろうか……。だが「狂ったモノサシ」を基にした情報を毎日何十回何百回と、見聞きさせられている多くの日本人は、自分の頭で考えられなくなっている。
●ナチスドイツの天才的宣伝大臣のヨーゼフ・ゲッベルスはこう言った。
「プロパガンダの秘訣とは、狙った人物を、本人がそれとはまったく気づかぬようにして、プロパガンダの理念にたっぷりと浸らせることである。いうまでもなくプロパガンダには目的がある。しかしこの目的は抜け目なく覆い隠されていなければならない。その目的を達成すべき相手が、それとはまったく気づかないほどに」
ソ連軍によるベルリン包囲網が狭まる中、ゲッベルスは首相官邸の中庭で自殺した。彼の精神構造で留意しなければならないのは、彼自身、プロパガンダ行為を「イカサマ」とは思っていなかった節がある。それか怖い。
中共の徹底した反社的無謀は見える。利権やハニートラップで犯されたアメリカ左派勢力の過激さ堕落も見える。日本のNHK、朝日、毎日、共同通信などのプロパガンダの「幼稚性」も見える。 しかし、その背後で「見えないもの」が確かに蠢いている。いままで陰謀論と言われ否定されていた「陰謀」が実は本当に存在しているという断片が散見される様になった。それらピースを集めると、果たして……。
既に古稀を過ぎた私にはこうして駄文を綴るしか方途はないが、それでも拙文を真剣に読んでくれる日本の若者達の英智を堅く信じている。 2021.4.13 ⓒ春吉省吾
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