令和8年1月10日 深夜「愛別離苦」遂に脱稿

お陰様で、初音の裏殿シリーズの第四巻「愛別離苦」が1月10日の深夜1時に、ようやく脱稿しました。いゃあ長かったです。
第一巻の「怪物生成」、第二巻の「破天荒解」、第三巻の「深慮遠謀」に続く第四巻です。
第一巻から第三巻までに、様々にちりばめられた何百のピースが、この第四巻の「愛別離苦」でぴったりと嵌まったピースもありましたし、これから更に変容する「物語」もあります。そしてこの第四巻の「愛別離苦」から新しく始まる、様々なピースも物語の中に撒かれました。
昨年の9月の頭に、書籍ベースで400ページ(四百字詰め原稿用紙で約810枚)を書き上げたところで、粗校正を友人の菅野兄に御願いして、11月には校了できるかなと思っていましたがそこで思い止まりました。
読者に、主人公宇良守金吾の立場が如何に危うく、また、金吾の実力を日本の為政者達が恐れつつ、利用しようと虎視眈々と狙っているその緊張感を十分に味わっていただくために、後半部分で金吾の周囲を取りまく環境の厳しさに厚みをつけることにいたしました。
ということで後半部分の内容を変えるため、熟慮を重ねた結果脱稿が遅れました。
昨年の10月から今年の1月10日の深夜まで、深酒せず、家を離れても、原稿を持参し、手を入れ、1日も休むことなく、執筆活動を続けました。暮れや正月も変わりなく、やっと今年の10日の深夜、脱稿に至りました。ただ、外部との接触はいままで通り、必要最低限の行事も参加、弓道の稽古や居合いの稽古も疎かにせず、ライフスタイルも一切変更しませんでした。
自分の立ち位置を確かめるために

私が自炊担当の時は、自分で買い出しして、好きなものを料理し、タブレットで電子書籍を読みながら食事をしています。また昼食時に外食するときも、スマホから目を離さずに、電子書籍を読んでいます。ながら読書の見本のようです。(スーパーの買い出しや、外食価格の高騰が手に取るように判ります。食材のロスをなくすために、管理するのは頭を使いますよ)
それ以外の時間は、一日の殆どを座って、PCの前で作業をしています。文字を書いているか、読書しているか、ネットで世界中の情報を集めているかというのが、私の日課です。
ネット検索により、世界の情報が収集できます。
日本のオールドメディアでは決して得られない多面的な情報を得られます。英語は勿論、独語、仏語、ロシア語アラビア語も翻訳機能を利用すれば細かなニュアンスまでは無理でも、大枠を理解できます。凄い時代になりました。
ただ今まで、偏頗なメディア情報に慣らされ、「情弱」の立場に置かれた日本人には、異次元と思える情報も含まれるはずです。日本のNHKはじめ、殆どのオールドメディア、主要のSNSは、都合の悪い事に対して、事実上の「言論誘導・封鎖」など随分偏った報道をし続けています。
高齢者の日本人を「情弱」にしていたのは、まさにオールドメディアと言われる情報発信者達です。
情報の殆どをSNSを通して取得している若者世代は、既に覚醒しつつあります。この現象は、政府や官僚、既成政党にとっても都合が悪いのです。オールドメディアもこれまでの「情報既得権」を行使できないので、SNS規制などの制約法案を作ろうと画策するのです。
ただ前述のように、SNSも自社都合によって言論統制しているのも事実です。
またAI技術によって、映像も加工出来「偽映像」も簡単に作ることが出来ますし、ある意図によって映像の切り取りも可能です。
SNSの情報は勿論、特定のプロパガンダに落ちた日本のメディアを無防備に信じてはいけない厳しい時代になっています。 意識誘導されないように、しっかりと「自己哲理」を鍛えていただきたいと思います。私はそのために初音の裏殿シリーズを執筆しています。
「愛別離苦」の視座こそが、新しい「大河ドラマ(劇・物語)」なのです


脱稿した原稿をチェックする作業を、間髪を入れずに始めています。
2ヶ月ほど当初の予定が遅れましたので、逆算すると上梓までは、早くて3月、いや、私のショボショボした眼で、誤字脱字を減らすべく最終校正しますので、4月中の上梓が妥当な予定だと思っています。
「自己哲理」を楽しみにながら醸成し、鍛えるために、初音の殿様シリーズは大いに役立つ「大河ドラマ(劇・物語)」だと思っています。
以下ご説明します。
ここでは初音の裏殿シリーズは、全く新しい視座で執筆された「大河ドラマ」であるという大きな枠組のみをお話します。
より具体的な事は、上梓時に添付する「愛別離苦」のDMやリーフレットに、きちっと説明いたします。
「愛別離苦」は、例えば従来のNHKの「大河ドラマ」や「歴史時代小説」という概念を超えた作品であると、先ずはご理解ください。
「大河ドラマ」という定義は、一般的に、登場人物が様々な困難に立ち向かい、成長する姿を描く表現形式を言うようです。初音の裏殿シリーズもそれだけでは、従来の「大河ドラマ」の延長上にすぎません。 さらに独自の視座、物語作家の強い哲学性が作品の根底になければなりません。
ワンフレーズで、初音の裏殿シリーズとは何かと、ご理解頂くために、表現が短絡ですが、敢えて判りやすく、「ワンストップショッピング」と言う言葉を当て嵌めました。さまざまな種類の商品を1か所で購入できる、店舗や商業施設のことです。
初音の裏殿シリーズは、「ワンストップショッピング」小説で、これをお読みいただく読者のメリットは、様々なテーマを一度に体験することにあります。
例えば、こうです。
恋愛小説(夫婦愛、淡い恋、叶わぬ恋、更には親子の愛も含まれます)、歴史小説、冒険小説、ミステリー小説、ビジネス小説、地理小説(旅行や特定の地域の文化・風景を描いた作品)、心理サスペンス小説(心理的な緊張感とサスペンスを兼ね備えた作品)、政治小説(政治的な陰謀や権力闘争を描いた物語)。
など、ざっと挙げただけでも、このような内容が含まれます。
更に付け加えると、現在特に注目されている「Intelligence(インテリジェンス)」情報・諜報という、軍事やビジネスにおいて、敵や競合他社に関する秘密の情報や、その情報を収集・分析する活動・組織も、初音の裏殿シリーズで特に記載しています。
例えば、長崎町年寄・久松土岐太郎、丸山梅月楼主人・貞右衛門、鴻池、三井などの大商人との取引、京の虎屋や川端道喜、巌鉄鬼鉄親子が支配する軍団、城壁作りの穴太衆、内裏の八瀬童子、そして様々な幕臣・幕閣とのネットワークを持っています。
金吾はこれらをの人的ネットワークや、強力な情報・組織を利用し、様々な「認知戦」を仕掛けます。金吾の「大目標」は何でしょう、それは果たして達成するのでしょうか。
そして敵は、国内だけではありません。列強が仕掛けてくるであろうことに金吾は既に対策を講じています。
通り一遍のではない、全く新しい視座の「大河ドラマ(劇・物語)」であると、ここまでの説明でお判り頂けたと思います。
今年(2026年)は激動の一年となる

深夜に脱稿した1月10日に、「関東甲信越居合道大会」に参加してきました。
年の初めに行われる大きな大会で、東京、神奈川、千葉、茨城、群馬、栃木、新潟、山梨、長野の一都九県の参加者です。写真は、審査員の側から見た、会場のスナップです。
演武者は皆真剣に立ち会いますので、審査員も必死で判定します。自分が演武する以上に本当に疲れます。
時代小説を書くために、弓術や剣術の各流派の伝書や奥義書などを調べ始めましたが、それでは物足りず、最初は弓道、その2年後に抜刀術から、居合道の会に入門しました。いずれも30年以上が経ちました。弓道連盟の「弓道」も剣道連盟の「制定居合」も私が始めた頃より、低段者の方々の技は、見違えるほど上手になりました。審判や審査の担当者の先生方は大変だと思います。
私なりにもう一度初心に帰って、武道の本質とは何かと考えています。
弓道小説の拙著「冬の櫻」の主人公、圓城寺彦九郎、「夏の熾火」吉見台右衛門、葛西園右衛門、和佐大八郎などの弓術家の一生をしっかり記述出来たのは、下手なりに、十数年経験していたからでした。また、仇討ちや斬り合いの場面が出出来ますが、それも実際、真剣を使って稽古を重ねないと記載出来ないだろうなと思っています。初音の裏殿シリーズの金吾は、天真白井流の白井亨に剣術だけでなく、手裏剣術も習っているという想定です。


いずれも、自分では及ばない天才達の技の冴えを記述していますが、「古流・あるいは流派」と言われる先人達の「教え」を、自分自身の技の上達のために、読み直し、現在実践中です。
激動の令和8年、しっかりと腹を括らないと社会に流されてしまいます。事の本質を見誤って、整合性のない屁理屈をごり押ししているような輩がやたら増えていますが、今こそ物事を大きく、ふんわりと観る事に努めたいと思っています。力が入りすぎると、自己の存在が見えなくなってしまいます。武道の「手の内」然り。
凝りすぎると、精神も身体も硬くなる。居付いて動けなくなってしまいます。我が経営の師、長谷川智泉先生が、「凝ればまた〈善もまた悪となる〉」と仰っていたことが、今さらながら「至言」と判ります。私にとって、弓道も居合道の稽古は、人生の生き方そのものだなと、つくづく思うのです。
追伸・おまけ(でもここ大事)

金融グローバリスト(実際は「金融独裁主義者」)、その資金に擦り寄って操られているメディア、我こそが「正義」と拳を振りかざす、イスラエル、イラン、中国、北朝鮮、韓国、EC、イギリス、そしてアメリカ、ロシア。
「正義」「悪」の二元論から脱することが出来ません。いずれ(既に崩壊の際(きわ)に追い込まれている国もあります。数年、いや半年以内に事実上崩壊する国家があります)自国はもとより、世界を混沌に陥れて「独裁国家」は滅びます。
シオニスト・イスラエルは、ユダヤ系の金融グローバリストと組んで破竹の勢いですが、力が全てと弾圧しても、歴史はそうは動きません。
ただ、アメリカ・トランプの行動が色々と報じられていますが、イスラエル・ネタニヤフ政権が、ガザ地区のパレスチナ人民を虐殺し続けても、トランプのイスラエル支持は変わりません。変われないと言っていいでしよう。彼の政治的・資金的支持者はキリスト教の一派である福音派と、イスラエル・ロビーとして知られる利益団体、とりわけ大きな影響力を持つ、米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)などのユダヤ系団体だからです。盲目に近い宗教的支持者と最大の資金提供者を失ったら、トランプは終わります。
戦後80年、中途半端にしか哲学・歴史学・倫理学・地政学を学んでこなかった官学主導の日本のエリート達よ、「君たちは去れ!!」
君たちが、日本国民を苦しめる歴史観を延命させています。
グローバリストの立場の、ミルトン・フリードマンを妄信する経済学者は、もう一つステップを挙げて、日本国民の為の「実体経済」を見直すべきです。
古くはアリストテレスの奴隷論、旧約聖書をルーツとする、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の絶対神を根底に置く思考土台からは、「凝ればまた〈善もまた悪となる〉」という発想は生まれません。
それを持つのは、世界の中で唯一日本人だけです。但し、戦後80年ズタズタにされた「日本人の教育制度」を改め、日本人を情弱に貶めたオールドメディアを駆逐し、覚醒した日本人を一人でも多く作り出すことが最優先事項です。その兆しは、もうそこまで来ていると私は信じています。
それには司馬遼太郎氏などによる「明治維新崇拝、明治期の過大評価」も、きっちりと見直さなければなりません。
「愛別離苦」初音の裏殿・第四巻は、天才宇良守金吾の行動を通して、「世界の中の日本」「日本から世界へ」という、柔軟な発想を持つ主人公の活躍を描いています。溢れるほどの感情豊かな金吾は、その起伏も激しいのですが、しかし、じっと耐えるのです。
この繊細な情感と多元的に物事を観る事の出来る指導者が、一人現れただけで、日本は覚醒し、変わるのです。
全く新しい視座の「大河ドラマ(劇・物語)」とはこういうものだと思っています。
2025年11月13日 春吉省吾



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