ここ1週間ほど、本文の修正や誤字をチェックしながら、DMや、申込書も作成していました。
お2人の方に校正をして頂きましたが、筆者としても、何度も見直しをしました。Just Rightという、校正ソフトも援用しましたが、新聞などの表記の一般的なことにしか対応していないのであまり役に立ちません。まあ、日本語は難しいということを改めて認識しています。
DMのメインのコピーにはこんなことを書きました。
日本人が明治維新以来、疑いもしなかった「常識」は、本当の「常識」ではない。
長きに亘り、歪んだ「常識」を鵜呑みにし、「言挙げしなかった」日本国民は何度とな
く奈落の底に突き落とされた。
今や地球上のあらゆる自然は可逆的に暴れだし、欲望の資本主義はコントロール不能。
このような激変する世界に向き合うためには、歪んだ「歴史観」・「宗教観」を
質さなければ、あなたの明日の土台は定まらない。
借り物の「生死観」では、この先を乗り切れない。
ならば、我々は視野を遙か遠くに拡げ、一万六千年前の縄文時代の精神をもとに、
近しい歴史を見直し、生ききるために「言挙げ」しなければならない。
本書は、日常茶飯の「今」に、本来の面目を求め、
日本人が失ってしまった魂を呼び戻す、日本人必読の哲理的随筆集。内容的には、殆どの方が驚かれる内容でしょう。本来、こういう随筆は、学者の領域で、私のような、門外漢が書くようなことではないのですが、誰も書かないので「言挙げ」しました。
宗教、哲学などの本質に踏み込んでいますので、少し硬派な内容もありますが、本来は日本人としてきちっと知らなければならないことです。18の各章は以下の通りです。
●はじめに──「歴史観」と「宗教観」の見直しを
●むすんでひらいて──人間の本当の器とは
●勝つにも芸を──AIと人間の可能性
●「守破離」と鮨職人──技や芸の基本とは
●凝れば正しさもまた……──柔らかな発想こそが求められる
●死にとうない──仙厓和尚の生への願い
●人生は四つの「直し」──問題解決のための道筋
●なかいま──今を生ききる大切さ
●失って得られるもの──言葉狩りと自主規制
●気とエントロピー──生命力を高める方法
●越えてみればもぐらの山よ──成功も失敗も我が内にあり
●神仏儒の混合──日本人の行動原理と精神構造
●道教の影響力──本当の神道は縄文の中にあり
●儒教の宗教性と仏教──本当の儒教を知らない日本人
●清貧か豊かさか──貧しい民主主義か、豊かな御都合主義か
●絶望の淵から「不二一体」へ──空海の思想から我々が学ぶこと
●時世のつみ(罪)ごと──世界視野から戦争責任を考える
●あとがきにかえて ──生死観などについて
こういうジャンルの随筆は、今までなかったものですから、上梓まで数回に分けて、ご案内させて頂きます。まあ、お読みいただければ一番早いのですがね。 2018.3.26春吉省吾
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