春のみなも(上・下セット)

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それは無残にも斃された 父の死を看取ることから始まった……。
「初」の健気な生き方は周囲を変え「福島藩」を変え、やがてその意志は強く太く繋がって世界を救う。
「FUKUSHIMA」を再び蘇らせるには死者達の「鎮魂と祈り」を越えた「希望の意志」が必要だ。

みなも煌めく美しい阿武隈川、西に望む吾妻小富士に春を告げる種蒔き兎の雪形が見え始めると、福島・信達地方は桃の花が一斉に咲き誇り、旧名青葉山といわれる信夫山の麓の櫻のつぼみもふくらむ。

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説明

長編時代小説「春のみなも」 あらすじ・上

主人公「初」。藩政を批判し、極貧に堕とされた父、福本清十郎は「初」が九歳の時に刺殺されてしまう。
父の親友、長谷川三右衛門の養女となった「初」は、石金先生や網代和尚、房や市助たちに見守られ、一緒に寺で学ぶ友人達と福島城下で充実した日々を送る。
実父の仇討ちを諦めきれず、居合の稽古も怠らなかった。七三郎を婿に迎え、幸せを夢見るが、「天狗党の乱」鎮圧に出兵した七三郎は大怪我をして帰還。激動の幕末は「初」の直ぐそこに……。

長編時代小説「春のみなも」あらすじ・ 下

八丈島から奇跡的に生還した菅野八郎と関わった「初」は、江戸時代最大規模の一揆「信達一揆」に巻き込まれる。混沌とした城下で仇討ちは成就するのか……。
新政府軍が福島城下に迫る直前、「初」は「鎮魂と祈り」を胸に秘め、「希望の意志」を実現すべく、単身江戸に向かう。
やがて子孫に繋がれた「初」の意志は、負のイメージとして焼き付いた「FUKUSHIMA」を、誇り高「FUKUSHIMA」に変えるという……。その真の意味することは何か。
「幕末小藩」の物語は、遙か時空を超えて拡がっていく……。

管理人
祥一

令和6年5月現在、全日本弓連連盟・錬士六段、全日本剣道連盟居合・錬士七段。40歳を過ぎて始めた「武道」です。常に体軸がぶれないように、手の内の冴えを求めて研鑽は続きます。思い通り行かず、時に挫けそうになりますが、そこで培う探究心は、物書きにも大いに役立っています。春吉省吾

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