5月16日、「関東梅苑会」という、私佐藤祥一の母校、「福島高校同窓会」の関東ブロックのホームページに「春のみなも」が紹介されました。
有難うございました。
今まで、福島高校出身という事に誇りはありましたが、高校時代はあまりいい想い出がありませんでしたし、残念ながら尊敬にたる先生にも巡り会わなかったこともその一因で、現在まで、一度も「同窓会」に顔を出したことはありませんでした。
今回は、地元福島を舞台にした「春のみなも」という小説を書き上げたので、同窓会に一セット贈呈致しました。
私の高校時代は大学紛争がさかんな時代で、私が二年生の時には、同級生が卒業式で反戦送辞を読み上げたのです。あらかじめ中央のテレビ局に連絡していたらしく、式の始まる前に取材クールが多くいたことを記憶しています。
式が台無しになりました。卒業して去って行く先輩に対する冒涜だと、今でも強く思っています。
我々が大学受験の時は学生達の安田講堂占拠のために「東大入試」のなかったときです。
あの時代は一体何だったのでしょうかね。
寒さの厳しい冬も、やせ我慢して下駄履きで登校した3年間。良い思いでも負のイメージも懐かしく思い出されます。
ともあれ、私の故郷であり、小説の舞台である福島市、その「福高」の方々に拙著をお読み頂く機会が増えたことは、大変嬉しいことです。
なお「関東梅苑会」のホームページは以下の通りです。
関東梅苑会
県立福島高等学校 関東地区同窓会「関東梅苑会」の公式サイトです。
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